4月といえば年度の節目ということで、新しいことにチャレンジするのにぴったりの季節！

何か新しい趣味を見つけたいと思っている方も多いと思いますが、もし何にトライしようか迷っている方がいれば筆者は迷わず釣りをオススメします。

というのも、筆者自身が釣りと出会って大きく人生が変わったからです。

そこで今回は、新生活で釣りを始めるメリットを筆者の体験談を交えながら紹介します。

釣りを始めたきっかけ

まずは筆者が釣りを始めたきっかけから少しお話しします。

時期はちょうど4月で、筆者は大学進学を機に一人暮らしを始めたのですが、近所の河川敷を散歩していると釣りをしている方を見かけました。

「この川は何が釣れるんですか？」と尋ねると、コイやスズキ、ボラにハゼなどなどいろんな魚が釣れると教えて頂いたのですが、その中にウナギが入っていたのです。

そもそもウナギが釣れることに驚きだったのですが、それも近所の都市型河川で釣れるということで自分で釣ってみたくなり、仕掛けやコツを釣り人の方に親切に教えてもらいました。

道具は何も持っていなかったのですが、釣具屋でナイロンラインとナス型オモリを1,000円程度で揃え、ネットで調べたペットボトル釣方(外部リンク)を参考に近所の川で試してみると…ペットボトル釣方(外部リンク)を参考に近所の川で試してみると…ペットボトル釣方(外部リンク)を参考に近所の川で試してみると…

なんと本当にウナギが釣れてしまいました。

蒲焼きの状態でしか見たことのないあのウナギが、生きた状態で目の前にいる…。

釣りは今まで、父親に連れられて一緒に行く程度だったのですが、今までにない感動を覚えこの一匹のウナギをきっかけにどんどん釣りの世界にのめり込んでいきました。

釣りを通じた様々な出会い

当時大学生だった筆者はウナギを釣りをきっかけに、ハゼやテナガエビ、カレイなど様々な釣りにトライしていくのですが、釣り場での情報交換などを通じてたくさんの方と知り合いました。

特に貴重だと思ったのが、年上の方との知り合いがたくさんできたこと。

これは後に知ることになるのですが、筆者が運用する釣りメディアのユーザーは35歳以上の方が80％以上を占めているので、大学では出会えない年代の方と知り合うことができました。

これは社会人になってからも変わらず、同じ職場の釣り好きの部長とは休日にワカサギ釣りを教えてもらったり、業務後にイワシを釣りに行ったりなど、釣りを通してかわいがってもらったり

取引先の方と釣りを通じて意気投合をして気さくに話せるようになったりと、釣りを通じて多くの方と親睦を深めることができました。

人と仲良くなるためには相手との共通点を見つけることが基本ですが、「釣り」でつながった仲というのは非常に効果的なようで、出身大学が同じであることよりもすぐに打ち解けられると感じています。

また釣りでは自分が普段出会わないような幅広い職業の方とお会いできるので、お話しを聞くことで社会人として視野を広げることができました。

釣りに熱中することで開けた新しい道

大学時代から釣りに熱中した筆者は既に「釣りなしでは生きられない体」になってしまったのですが、コロナ禍に突入し釣りを含めた外出が自粛モードに入ってしまいます。

後に釣りといえば三密を避けられる趣味として注目を集めるのですが、初期では釣りも自粛ムードであったため、家にいながら釣りに関する活動ができないかということで、Instagramにて「釣りの知恵袋」なるフィッシュの活動をスタートしました。

釣りの初心者・中級者の方向けに釣りに便利なアイテムや情報を発信していたのですが、活動を続けるうちに自分の投稿を見て頂ける方が増え、感謝のお言葉を頂けるようになり、釣りに関する情報を発信することに喜びを感じるようになりました。

そして今ではご縁があって釣りのライターを本業として釣りに関するアイテムや情報を発信しています。

自分が釣りに便利だと感じたアイテムを紹介することで、釣り人の方からは「良いものを紹介してくれてありがとう」と感謝のコメントを頂き、メーカーの方にも喜んでいただけるので、釣り好きな自分にとってはこの上なくやりがいのある仕事だと思います。

まさか大学生の時に始めた釣りが人の輪を広げ、それを仕事にする日が来るとは思っていなかったのですが、今では釣りを始めて本当に良かったと思っています。

今回は新しく趣味を始めるなら釣りをオススメする理由と、釣りで人生が変わった話について紹介しました。

釣りを仕事にするというケースは珍しいかもしれませんが、釣りは時間を忘れるほどに熱中できて、貴重な出会いや経験をもたらしてくれるので、何か新しいことにチャレンジしたいという方はぜひ釣りにトライしてみてはいかがでしょうか？