サンマは「尾が黄色いものを選んで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「さんま」は好きですか?
9月に入り、いよいよ秋の味覚が楽しめる季節がやってきましたね。スーパーにも新鮮なさんまが並び始める頃です。
私は、さんまの塩焼きが大好きで、特に焼いている時の香ばしい匂いがたまりません!外はカリッと、中はふっくら…想像するだけでお腹が空いてきます…。
私たちの食卓に欠かせないサンマですが、皆さんは買うとき、どこをチェックしていますか?
今回の目次
- 美味しいサンマは尾が黄色い!
- 「黄色」の正体とは?
- サンマは「ボディライン」もかなり大事!
- まとめ
美味しいサンマは尾が黄色い
皆さん、スーパーでサンマを買うとき、どこをチェックしていますか?「大きさ」でしょうか?それとも「光沢」でしょうか?
もちろん、これらも大切なポイントです。ですが、見逃してはいけない重要なポイントがあります。それが「尾の色」です!
タイトルにもある通り、美味しいサンマを選ぶためには「尾の色」がとても大事なポイントです。では、その色は何色でしょうか?
答えは…「黄色」です。
「黄色」の正体とは?
なぜ、尾が黄色いサンマは美味しいのでしょうか?その答えは、黄色の正体にあります。
実は、黄色の正体は…「脂に溶けた色素」なのです!
「美味しいサンマ」=「脂がのっているサンマ」これは間違いなく、多くの人が感じることだと思います。そして、サンマの脂というのは、体から尾の方へ流れていくことで、尾の色が変わるのです!
つまり、尾が黄色いサンマは、「脂がたっぷりのっている」というサインなのです!
サンマは「ボディライン」もかなり大事!
最後に、皆さんにもう1つ「大事なポイント」をお教えしたいと思います。
実は、美味しいサンマは「尾の色」だけでなく、「ボディライン」もかなり大事なポイントです。サンマは漢字で「秋刀魚」と書くように、その姿は細長い刀のようですが、脂がしっかりとのっているサンマは違います。
脂がしっかりとのっているサンマは…首の付け根から背中にかけて、こんもりとした厚みがあります。
たとえていうと、「日本刀」よりも「青龍刀」のような、幅が広くてずんぐりした形のサンマが脂のりが良いです。
また、1匹あたり200gを超えるサンマは、塩焼きにすると脂が燃え出すほど。外はカリッと焼けて、中はジューシーで絶品です。(もう、やめて…)
まとめ
- 美味しいサンマは尾が黄色い
- 黄色の正体は…「脂に溶ける色素」
- 尾が黄色いサンマは、「脂がたっぷりのっている」というサイン
- サンマは首の付け根から背中にかけて、こんもりとした厚みがあるものが脂たっぷりである