【ガーデニング】玄関先のおしゃれな植物 寄せ植えより簡単、見栄えするハボタンのリースの作り方
パンジー、ビオラ、ガーデンシクラメンなどすてきな花たちが店頭に並ぶ季節ですね。ここ数年、ハボタンが種類も豊富で目を引きます。
鉢に寄せ植えするのはバランスが難しかったりして、出来上がってみると、『思っていた感じと違う...』など思ったことはありませんか?
今回はハンギング用のコンテナリースに植えたハボタンのリースをご紹介します。見た目は豪華に仕上がりますが、コツはたった2つ、なんですよ。
必要なものを揃える
- コンテナリース 直径28センチ
- ハボタン苗 7ポット
- シルバーリーフ 少し
- 花用培養土
- 水苔
- オルトランDX(防虫剤)
コンテナは枠はアイアン製、内側はココファイバーに土を入れるようになっています。再利用可能で、敗れてしまったりしたら麻布などを使って補修したらいいと思います。
水苔は最後に、土が流れ出るのを止めるように使います。
たくさんは使いません。あらかじめ、少量をビニール袋に入れて水を適量かけ、袋を振って全体が湿るようにしておきます。使う時に水を絞る必要がない程度に湿らせておきます。
綺麗に仕上げるコツ その1
今回使ったハボタンは小さいハボタンが4,5本植えてあるポットを使いました。大きいものと小さいものを組み合わせてもいいと思います。
選ぶときに気を付けたいのが、「草丈」です。コンテナリースは深さがないので、深植えして高さを合わせることができません。ですので、植えた時に高さが揃うように、同じ位の高さの苗を選びます。少し小さい場合は土の量を調整して高さを合わせることができますが、茎が長すぎると飛び出てしまいますね。
リース作成開始
まず、コンテナリースの中、全面に高さ3分の1程度の土を少量入れます。
ポット苗の下準備
今回はミニハボタンをばらして植えていますが、そのまま植えても大丈夫です。そのまま植える時はビニールポットから外して、コンテナに入れた時にはみ出さない大きさになるように、土を削り取っておきます。
ポット苗をバラバラにする方法は下の画像のようにします。極端に小さいハボタンは無理にばらさず、2本一緒でも構いません。
①のように土を割って②のような状態にばらします。分けたら、黄色の葉を取り、土の部分がほぐれないように手で軽く握ってまとめておきます。
ハボタンを花のように見せるため、緑の葉もかなり取り除きました。シルバーリーフは全部は使いませんでした。ポット苗の土はかなり外してコンパクトになっています。
余ったシルバーリーフはビオラと寄せ植えにすることにしました。
苗をまとめて植えこむ
ばらした葉ボタン3つを組み合わせて小さな花束のようにします。
⑤は4つ入れたところ、⑥は8つ入れたところです。この時は入れただけで、土を追加して固定するのはあとにします。
この作業が一番楽しいですね。
綺麗に仕上げるコツ その2
8つ入れた後、残りのシルバーリーフとハボタン苗はまとめずに、隙間を埋めるように入れていきます。この時、ハボタンやリーフがリースの枠から外側に大きくはみ出さないように整えます。
コンテナリースの中に指を入れてみると、たくさんの隙間があることがわかると思います。その隙間に培養土を入れていきます。外周、内周、植物の間など、しっかり土を入れていきます。ハボタンやリーフの位置を決めて土を入れて固定してください。 (画像⑦)
コツその1が草丈を合わせる、でした。ここで、埋もれているハボタンがあれば、苗の下に土を追加して、高さを調節します。
土を入れたら、オルトランDX(防虫剤)を株元に少量撒いておきます。
土が全部入ったら、外周と内周の表面にあらかじめ吸水させておいた水苔を入れていきます。この時、ココヤシファイバーと土の境目部分に指でぎゅっと水苔を押し込んで入れます。
どの苗も埋もれないように高さを合わせました。
最後にお水やりです。コンテナリースのお水やりは、株元に水をかける、アイアン部分のココヤシファイバーにもかけて水をしみ込ませます。たらいなど、水をためる大き目の容器があれば、水に浸けてもいいと思います。上から水をかけるだけでは土が湿りにくいので注意します。
ハンギング用の金具がついていますので吊り下げることもできますし、このように斜めに立てかけて置いても大丈夫です。玄関先に鉢植えを並べて置くだけより、立体的で目を引きますね。年末年始用に準備するのもいいと思います。難しくないので、ぜひ作ってみてください。