ありがた迷惑になってるかも…?釣った魚を人にあげる時のNG行為とは
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釣りでは魚がたくさん釣れた時、近所の方や知人におすそ分けをしようと思う方も珍しくないですよね?
ですが場合によっては、せっかくおすそ分けしたのに少しの配慮が足りずに「ありがた迷惑」になってしまうことも…。
そこで今回は、釣った魚をおすそ分けする時のNG行為を3つ紹介します。
その① 下処理をしない
NG行為の一つ目が「下処理をしない」ことです。
魚を釣って調理する際には下処理が必要ですが、慣れていない方にとってはとても時間がかかって正直めんどくさいです。
また下処理をしていない魚はどんどん鮮度が落ちてしまいます。
相手が同じ釣り人で、魚の下処理に慣れている場合は問題ないかもしれませんが、慣れていない場合は以下の手順で下処理を行ってから渡すとよいでしょう。
下処理① ぬめりを落とす
まずは体表のぬめりを取ります。
この時、塩を使ってもよいのですが、オススメしたいのがお酢を使った方法。
塩よりも短時間、かつ少量でぬめりを落とすことができるのでオススメです。
下処理② うろこを落とす
続いてうろこを落とします。
うろこは包丁の背を使って落とすこともできますが
がまかつのうろこ取りを使うと、うろこがキッチンや壁に飛び散らない上に、手にヒレが刺さることもなく気持ちいくらいにうろこが簡単に取れるのでオススメです。
下処理③ 内臓を取り出す
うろこを落としたら、内臓を取り出します。
魚の血液、ぬめり、内臓は魚の鮮度が落ちる3大要因なので、家に帰ったら早めにここまで済ませましょう。
肛門のあたりに包丁の先を入れ、内臓を傷つけないように表面を切るイメージでお腹を割いて内臓を取り出します。
ここまで下処理が終わっていれば、特別な道具も必要ありませんし、すぐには鮮度も落ちないので受け取った側にも迷惑は掛からないかと思います。
また手間と時間はかかりますが、過去に干物にした状態でおすそ分けした時は喜ばれました。
その② 魚が大きすぎる
二つ目のNG行為は、大きすぎる魚をあげることです。
釣り人としては大きな魚を釣った自慢にもなるので上機嫌なのですが、渡して喜ばれる魚のサイズはせいぜい40ー50cm程度まで。
たとえば80cm超のブリなどを渡すと、間違いなくキッチンからはみ出してしまうので、普段魚を捌かない方は困ってしまいます。
魚を捌くのが好きな方に渡すときを除いて、もし大きな魚をおすそ分けしたいときは、三枚に卸すか、柵にした状態で渡すとすぐに食べられるので喜ばれます。
その③ 数が多すぎる
3つ目のNG行為は、大量の魚をあげることです。
釣った側としては魚をたくさん渡した方が喜んでもらえると思うかもしれませんが、もらった側としては大変です。
たとえば大量にアジをもらった時には、朝はアジの刺身、昼はアジの南蛮漬け、夜はアジフライと続いてしまい「またアジか…」と最終的にはしばらくアジが嫌いになってしまうことさえ考えられます。
目安としてはよほど魚料理が好きな方でない限り、1食で食べきれる量をおすそ分けするのが良いかと思います。
今回は魚をおすそ分けする時のNG行為について紹介しました。
ポイントを押さえて渡せば相手の方にもきっと喜んでもらえると思うので、釣った魚をおすそ分けする際の参考にしてみてはいかがでしょうか?