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『iPhone X』の供給不足が改善。出荷までの期間が2~3週間に短縮

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
この箱の開封を楽しみにされている方も多いはず(写真:ロイター/アフロ)

 Face ID(顔認証)に使われる部品の歩留まりの低さから供給不足が噂されていた『iPhone X(テン)』ですが、問題が解消されたのかその供給量は改善しています。

iPhone Xの出荷までの期間については初期生産分は4~5週間必要だったものの、記事執筆現在では2~3週間にまで短縮。

64GBモデル、256GBモデルともに出荷まで2~3週間。筆者キャプチャ
64GBモデル、256GBモデルともに出荷まで2~3週間。筆者キャプチャ

 国内のキャリアにおいてもKDDIの田中社長が11月1日の決算会見で「遅くても年内には需給が正常化する」との予測を語っており、年末に向けて手に入れやすくなるのは確実と言えるでしょう。

予約済みのユーザーの出荷も短縮

 また、供給量が増えたためかすでに予約しているユーザーの出荷までの期間も短縮されていることが確認できています。

 以下は筆者が予約しているiPhone Xの出荷スケジュールをキャプチャしたものですが、当初は「12月1日~12月7日」だったお届け予定日が、「11月26日~12月3日」と約1週間ほど短縮されています。

筆者の予約したiPhone Xのお届け予定日の推移。約1週間ほど短くなっている。筆者キャプチャ
筆者の予約したiPhone Xのお届け予定日の推移。約1週間ほど短くなっている。筆者キャプチャ

 iPhone Xの到着を首長くして待たれている方は多いでしょうが、予約当初よりは短い期間ですみそうです。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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