ひょうきんな子の5つの特徴【現役教師が解説!】
給食の時間、おかずのハンバーグを見た瞬間、ある子が「わぁ!今日のハンバーグ、まんまるお月様みたい!」と声を上げました。そして「お月様、いただきまーす!」とユーモアたっぷりのポーズ。クラスのみんなが思わず笑顔になり、和やかな給食時間が始まりました。
子どもたちの中には、このように自然と周りを楽しい雰囲気にできる、ひょうきんな子がいます。日々の何気ない出来事を、笑顔の種に変えられる彼らは、どんな特徴を持っているのでしょうか?
今日は、私の教室で出会った、愛すべきひょうきんな子どもたちの特徴について解説します。
ひょうきんな子の5つの特徴
1. ユニークな発想を持っている
普通の出来事を、面白い視点で見ることができます。音楽の時間、リコーダーを持った瞬間「あ!今日はペンギンになったみたい!」とポーズを取る子。その発想に、周りも思わず吹き出してしまいます。
2. 表情や仕草が豊か
感情を体全体で表現することができます。国語の音読で、登場人物になりきって声を変えたり、動きを付けたりする子。オーバーアクションだけど、不思議と嫌味に感じません。
3. 失敗を笑いに変える
自分のミスを深刻に受け止めず、むしろネタにできます。廊下で転んでしまった子。「あー!重力が強すぎましたー!」と言って立ち上がり、周りの心配そうな表情を笑顔に変えてしまいました。
4. タイミングが絶妙
場の空気を読んで、適切なタイミングでボケやツッコミができます。真面目な学級会の最中、固くなった雰囲気を感じ取って「みんな、肩凝ってない?ストレッチしよう!」と言い出す子。その後の話し合いが、とても活発になりました。
5. 優しいユーモアがある
人を傷つけることなく、温かい笑いを生み出せます。テストで落ち込んでいる友だちに「大丈夫、次は一緒に頑張ろう!私たち、天才予備軍だよ!」と声をかける子。その言葉で、友だちの表情が和らぎました。
まとめ
ひょうきんな子どもたちには、ユニークな発想力、豊かな表現力、失敗を受け入れる強さ、絶妙なタイミング感覚、優しいユーモアという特徴があります。そして何より素晴らしいのは、その明るさで周りの人を温かな気持ちにできることです。
実は、このような子どもたちは、クラスの雰囲気を和ませる重要な役割を果たしているんです。時に緊張が走る教室の空気を、さりげなく和らげてくれる、とても大切な存在なんです。
ちょこっとアドバイス
ひょうきんな子は、時として「ふざけている」と誤解されることもあるかもしれません。でも、その明るい性格は、人との関わりを豊かにする素晴らしい才能です。「場をわきまえること」は大切ですが、その子らしい明るさは、ぜひ大切に育てていってほしいと思います。
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