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【宮城県 東松島市】桜がちょこん。しっと〜り米粉生地の'やさしい'桜マフィン

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

宮城県東松島市の矢本と、赤井地域のちょうど境目付近を悠々と流れる「定川(じょう がわ)」。その川の付近といえば、国道45号線沿いには老舗ラーメン屋さんにお食事処、そして薬局などいくつかのお店が点在し、電車の視点で言えばJR東矢本駅にJR陸前赤井駅があるエリア。
車や電車でその付近を通過していても、なかなか内側(住宅地の並び)は見えにくいものだ。
そんな、定川に程近い住宅地の一角に、実は小さなお菓子屋さんがあることをご存じだろうか?

▲ マフィンといえば小麦粉で作るイメージが強いけれど・・
▲ マフィンといえば小麦粉で作るイメージが強いけれど・・

そのお店の名前は「米粉のおやつ366」。
住宅と共にいくつかの製作所が建ち並ぶエリアなのだが、その中でパッと一際目立つ緑色の屋根のお店。ビスケットに生クリームなどで完成された絵本に登場する’お菓子の家’の様な外観。
その中で販売しているのは、一般的にアレルギー反応が起きやすいと言われている小麦・卵・乳製品、そして白砂糖を'使用しない'身体に有難い、とてもやさしいお菓子。
生地を焼く際に使用する材料は、小麦粉ではなく米粉を使用しているので、食感はとっても「やわらか」そして何と言っても「しっとり」なのだ。

筆者は、桜の味が結構好きで色々と食べてきたが、その中でも米粉のおやつ366の「桜のマフィン」は、これがまた美味しかった! 説明させてほしい。

▲ しっとりさが伝わるであろう美しい細やかな断面図!
▲ しっとりさが伝わるであろう美しい細やかな断面図!

米粉というのは、きめ細やかでいて、なめらか、しっとりとした食感を生み出す王者だと筆者は勝手に尊敬している。マフィンというと通常小麦粉ベースなので、ややパサついたり、ボソボソ感が残りやすいのだが、桜のマフィンはしっと〜りとした口当たり。そして桜のほんの少しの塩味をスパイスに、独特の華やかな香りを感じることができて、例え一人で食べていても微笑みを浮かべてしまう嬉しさ。

▲ いい色に焼き上がっている可憐な桜のマフィンたち
▲ いい色に焼き上がっている可憐な桜のマフィンたち

そしてマフィンの表面は、黄金の美しい焼き色の上から、ほんのり桜色のトロ〜リとしたアイシングがされていて、そしてチャームポイントの桜がちょこんと乗っている。
この'トロ〜リ'だが見た目はそうなのだが、実はサックサクとした食感!これがまた、美味しさのポイントとなっている。サクサクとした歯切れの良い食感と、しっとりとした桜の生地、この楽しさも相まって「美味しいマフィン」という結果を生み出している。
また、米粉だからかサラリとした味わいで、バターや砂糖などの重たさは、ほとんど感じられない。表現をするとしたら、身体の細胞たちから感謝をされるような、そんな身体にも嬉しいお菓子だ。

▲ 米粉のおやつ366の桜のマフィン
▲ 米粉のおやつ366の桜のマフィン

お店ではギフト発送や、来店が難しいという方のために通販も行なっているので、ちょっと気になったという方は、ぜひ覗いてみてほしい。

定川に程近い住宅街の中の、一軒の可愛らしいお菓子屋さん。
緑色の屋根をしたそれは、絵本の世界から飛び出してきた様な可愛らしさ。その中では、米粉から生まれた愛らしいお菓子たちが、みんなが来てくれる日を待ち望んでいるだろう。

商品名:桜のマフィン
販売店舗:米粉のおやつ366
住所:宮城県東松島市大曲字堰の内南65-21
営業時間:11:00 - 16:00 (※土曜日のみ14:00閉店)
定休日:日曜日、月曜日、祝日
※来店する場合は事前に定休日などについて店舗公式インスタグラム、または公式HPにて確認をおすすめします。

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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