仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

若林区卸町にある「仙台の台所」こと仙台市中央卸売市場。一般の方でも入場可能なエリア「グルメ街」に関して何度かこちらにアップしている記事でお伝えしておりました。

ラーメンから海鮮まで、色々な味を堪能できるグルメ街。しかし、空腹時に自分の胃袋と緊急会議を開催し打合せをしてみると「今日は麺でも、海鮮モノでもないんだよなぁ…」そんな結論に至ってしまう日…ありませんか？

本日ご紹介するのは、グルメ街の中でも「定食」が美味しいお店。美味しいおかずでご飯をハフハフとかきこみ、合間に美味しい汁物をゴクリ。そんな気分の時にピッタリのお店ですよ！

そのお店とはこちらの「市場の米喰処　〇すけ（まるすけ）」さんです！

「市場の米喰処」。米を喰らう処（ところ）…この表現を目にしただけで、ホカホカのどんぶりメシが浮かんでくるようなお店です。

看板には本日の日替り定食が貼りだされています。

早朝から営業している市場のグルメ街ならでは。A・B２種類の日替り定食を、朝と昼の時間帯で分けてくれています。朝バージョン、昼バージョンといった感じでしょうか。昼バージョンの定食には、ボリュームをアップさせてくれる日替りの小鉢がついているようです。

早速入店してみると、L字のカウンター席が厨房を囲んでいる形の店内。

メニュー表もチェック！　定食に単品メニュー。

なるほどなるほど。定食は「ごはん、肉吸い…」ん？　肉吸い？　どうやらお味噌汁の替わりに、関西地方の定番汁物「肉吸い（肉うどんからうどんを抜いた汁もの）」がセットになっているようです。さらに、納豆か生卵のいずれか、ご飯のサイズ（ミニ、小、中、大）を選ぶことができるみたいですね。

そして安定の食堂系ラインナップ。麺類、カレーライス、丼ものも充実しています。

そして着丼しました！　

こちらが私の注文した日替り定食B（デラックスフライ）。納豆を選び、ご飯はもちろん大でお願いしました。定食昼バージョンの時間帯だったため、マカロニサラダの小鉢付きです。揚げたてフライの美味しそうな香りが鼻をくすぐります。

まずはフライからいただきます！　厚めのハムカツ、クリームコロッケ、コロッケ、どれも揚げたてで衣がサクサクです。美味しい、美味しい、と、デラックスフライのアップ写真がピンボケなことに気がつかないくらい夢中で食べてしまいました。自戒の意味も込めて、写真はそのままアップしておりますので、ご容赦下さい。

しかし、さすが米を喰らう処のフライ。ご飯が止まりません。

そして、肉吸い。関西風のおダシ的な色味ではなく、東北人に馴染み深いお醤油の色。これもご飯とおかずを食べている時に、ほっと一息つける美味しさでした。

東北に住んでいると、なかなか食べるチャンスがないですよねぇ、肉吸い。しかし、肉うどんとご飯をセットで食べても美味しいんですから、肉うどんから、ただうどんを抜いただけの肉吸いがご飯に合わないわけがないんです。もっと東北で普及してもいいのになぁ肉吸い、そんなことを思いながら…

満腹満足のごちそうさまでした！

まさに、定食でモリモリとお米を喰らえる処「市場の米喰処　〇すけ」さんでした。皆さんも市場メシで定食が食べたくなったら、是非行ってみて下さいね。

●市場の米喰処　〇すけ（まるすけ）●

〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町４丁目３−１　仙台中央卸売市場内