気になるカップそばを紹介します。

2021年12月13日に日清から「神田まつや 鶏南ばんそば」237円（税込）が発売されました。

神田まつやがはじめてカップ蕎麦に参入したのは2012年11月。今年（2021年とすると）はちょうどカップ蕎麦化して10年目の節目というわけですね。

神田まつやは明治から続く老舗の蕎麦屋で多くの著名人が愛した有名店。冬至そば「ゆずきり」や鴨を使った蕎麦など種類豊富なのも魅力のひとつです。

今回の「神田まつや 鶏南ばんそば」は、本節などを使ったやや濃いめのつゆに柚子を上品に効かせた味わい。具材は炭火鶏肉とネギを使っています。

後入れ特製ゆず七味も付いていました。

かやくは炭火で焼いた鶏肉とネギ。

1食（92g）当たり407kcal。食塩相当量5.8g。なお、カップ蕎麦としては珍しく、湯戻し時間が5分と長めでした。

ふたを開けると一気にゆずの香りが漂います。ゆず七味を加えると更にパワーアップ。ゆずがそこまで好きではないなら、ゆず七味なしの方がおすすめです。

スープは醤油と鰹がしっかり効いています。ゆずは香りは強めなものの、味としてはあまり強調していません。

少し脂っこく感じたので、どん兵衛と比較すると、こってり気味ですね。

麺は細麺でありながら、コシがありかなりのクオリティ。多少濃いめのスープとの相性は抜群でした。ちぢれが少ない麵でどん兵衛の麺と近い印象を持ちます。湯戻しが5分と長めのせいか、コシはどん兵衛よりこちらの方がありましたね。

年末を彩る、年越しそばとしておすすめできるクオリティ。

ごちそうさまでした。