【早く教えてよ】長ネギは「青い部分」を捨ててはいけない!たった1つの理由とは?
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
いきなりですが、長ネギの青い部分捨ててませんか?
長ネギは「白い部分」と「青い部分」に分かれています。
『長ネギの白い部分は柔らかくて好きだけど、青い部分はなんだか使い道もよく分からないし固いから捨てている』という方も中には居るんではないでしょうか?
でも、捨てるのはもったいないです!
今回は長ネギの青い部分にスポットライトを当てたいと思います。長ネギが好きな方はどうぞ、最後までお付き合いくださいませ!
青い部分に潜む栄養素
そもそも、青い部分にはどのような「栄養素」が含まれているのでしょうか?
長ネギを切っていると「ぬるぬるとした液体」が出た事ありませんか?実はこのぬるぬる、オクラのぬるぬると同じ成分なのです。
そして、このぬるぬるの正式名称は「フルクタン」という糖です。
【フルクタンの効能】
胃腸の粘膜を保護してくれたり
血糖値を下げるといった効果が期待出来ます。
また、インフルエンザの予防にも効果的です。
フルクタン以外にも「βカロテン」や「カルシウム」などが豊富に含まれています。
【ちょこっと解説】
「βカロテン」は体内でビタミンAに変換されます。そして、このビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を維持してくれたり、肌のシミやたるみを予防する効果が期待できます。
「カルシウム」は骨粗しょう症の予防にもとても効果的です。実はカルシウムはそれだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります
オススメの使い方
ここまで読んで頂いた方は『青い部分は栄養豊富なんだ』とわかって頂けたはずです。
しかし、どう活用したらいいのか分からない!これが最大の悩みではないでしょうか?
今回は私(板前)が青い部分の活用法を3つ皆さんに伝授したいと思います。
①薬味
→細かく刻んで麺のトッピングに使いましょう!
1つ注意点があります。ネギに含まれる「硫化アリル」や「ビタミンC」などの水溶性の栄養素で、水に溶けやすい性質を持っています。さらしすぎは禁物!
②臭み消し
→これは知っている方も多いかと思います。
青おい部分は肉の臭み消し、として使えます。
実はこの臭み消し、白い部分でも効果あります!
③炒め物
→チャーハンなどの炒め物に入れましょう!
「シャキシャキ食感」がやみつきになります。
野菜炒めを作る際は、油で先に軽く炒めて下さい、ネギの風味が油に移り風味が増します。
チヂミになんか入れても、香ばしくて美味しいですね!
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