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アプリは購読型ビジネスへ向かうか? - 愛用中のUlyssesを例に

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
2016年にApple Design Awardを受賞したエディタアプリの転機

普段私がテキストをあらゆるテキストを書くアプリが、「Ulysses」というエディタアプリです。Mac、iPhone/iPadで利用することができるこのアプリは、個人的なワークステーションになっています。

写真は、2016年のWWDCで、毎年優れたアプリを表彰する「Apple Design Award」の授賞式の模様。愛用中のアプリが表彰されるのはうれしいものです。

iOS版Ulysses/Mac版Ulysses

Ulysses GmbH & Co. KGのリリースによると、これまで有料販売されてきたこのアプリを無料化し、サブスクリプションモデルを導入することを決めたそうです。

私のような既存ユーザーに対しては、購読料を25%割り引く優待を生涯提供するとしています。また、直近でUlyssesを購入したユーザーに対しては、最大12ヶ月の無料期間を提供し、また学割プランも用意するとしています。

年間購読料は4400円、月額料金は550円、学割料金は6ヶ月1300円で、1つの購読で、Mac向け、iOS向け双方のフル機能を利用できるようになります。

目次

  • Ulysses、愛用の理由
  • なぜ、Ulyssesはサブスクリプション化したのか?
  • ユーザーメリットは?
  • アプリ市場のサブスクリプション化の流れはくるのか?

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iPad ProとUlyssesの組み合わせで仕事をする日も多いです。
iPad ProとUlyssesの組み合わせで仕事をする日も多いです。

Ulysses、愛用の理由

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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