エスニック好きにはお馴染みのロイタイシリーズに今月、新商品が登場しました。その名も〝パネーンカレー〟。

パネーンカレーとは、タイ中部（バンコク・アユタヤ・スコータイなど）で食べられているカレーで、昔は宮廷料理としても食べられていたそうです。その特徴は緑豆由来のとろみと甘味。早速いただきましょう。

作り方は簡単。紙パックに入ったレトルトカレールーを沸騰しない程度に温めたのち、お好みの具材を入れて５～７分煮込むだけ。長く煮込まず、サッと火を通した柔らかいお肉を愉しむのが正解のようです。

今回は冷蔵庫にあった鶏手羽元、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キノコ、ピーマン、トマトを入れてみました。あまり材料にこだわらずに手軽に作れるのがロイタイシリーズのいいところ。ニンジンやジャガイモに火が通るかちょっと心配だったので、今回は具材をサッと炒めてから煮込むことにしました。

そして出来上がりがこちら。

煮込んでいるときにも感じましたが、ロイタイシリーズのほかのカレーと比べてみても圧倒的にトロトロ。日本のカレーのようなポタージュ状とまでは言いませんが、ご飯とよく絡む粘度です。

食べてみると濃厚で優しいココナッツの風味。その中に爽やかなレモングラスとエビのコクを感じ、これからの季節にぴったり。グリーンカレーのような瞬発力のある辛さではなく、じわじわとくるマイルドな辛さなのであまり辛いものが得意でない方にもオススメです。緑豆の味は主張しない感じ。

何の肉でも合いそうな気がしましたが、次に作るときは野性味あふれる味の肉を使ってみるのもいいのかなと思いました。これは確かに肉を味わいたくなるルーです。

どんな材料にもあいますし、材料を切っておけばサッと作れて時間のない日にも華やかな食卓になるのでおすすめです。簡単なのに満足感を味わえますよ。お好み具材や、旬の食材でぜひお試しくださいね！