釣れる人ほど知っている!「夏の釣り」で狙うべきタイミング
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夏は暑さが厳しく、水温が上がりすぎることで魚の活性も下がるため釣りを始めたての方には難しい季節です。
ですが、そんな夏でも狙うべきタイミングを抑えればしっかりと釣果を出すことができます。
そこで今回は、そんな夏の釣りで狙うべきタイミングについて、タイドグラフを用いながら紹介したいと思います!
タイドグラフから読み取る狙うべきタイミング
まずはタイドグラフを見ながら、夏の潮汐に関する特徴を見ていきましょう。
下のグラフは東京の8/1と8/2の潮位を表すグラフです。
1日に2回の干潮と満潮を繰り返しながら潮位が変動しているだけに見えるかもしれませんが、干潮のタイミングに注目してみると…
1日に2回ある干潮のうち、1回目の干潮は2回目の干潮に比べて潮位が下がりきらないことがわかります。
昔から「潮が動く時は釣れる」と言われていますが、潮が動くというのはこの干満差がある状態のことを指していて、この日を例にとると1回目の干潮を絡めた場合よりも、2回目の干潮を絡めた時の方が潮の観点では釣れやすいという訳です。
そして夏の間であれば、この潮が引き切らない干潮は夜に来るようになっているので、夏場はデイゲームが良いと言われています。
水温の観点
続いて水温の観点から考察していきます。
夏場は水温が上がりすぎて難しい季節と冒頭でお伝えしましたが、水温が上がると水中に溶け込む酸素の量が減少してしまいます。
これは魚にとって大問題で、特に水温の上がる日中は酸欠状態になるので活性が下がったり、酸素の多い場所を求めて移動したりします。
なので日中によく潮が動いていたとしても、水温が上がりすぎて酸素が不足するような場合には魚は釣れにくくなってしまいます。
ただ1日を通して水温が高いわけではないので、水温が低くなるタイミングを狙って釣りに行けば十分チャンスはあります。
夏に狙うべきタイミングは?
上の文章で考察した内容をもとに「潮がよく動き」「温度が低いタイミング」を整理すると、夏は朝マヅメを狙うと魚が釣れやすい条件がそろいやすいです。
特に夏場は青物が釣れやすい時期で、青物は朝マヅメによく釣れます。
また先ほど、水温が高すぎると酸素が減って釣れないと記載しましたが、昼であっても水温が上がりきらない沖であったり、酸素が豊富に溶け込む流れ込み等であれば魚が釣れる条件がそろっているので釣れる見込みがあります。
今回は夏の釣りで狙うべきタイミングについて紹介しました!
魚にとって活性が下がりやすい季節だからこそ、釣れる人は水温や酸素量など魚が釣れやすくなる条件を意識して釣りをしているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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