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「骨付き肉が美味しい」←「気のせい?」料理人の回答に…『ほら、やっぱり!!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

いきなりですが、皆さんは「お肉」と「お魚」どちらが好きですか?もし、あなたの回答が「お肉」でしたら、今回の内容は絶対に見逃してはいけません!

皆さんに1つお聞きします、『美味しそう』と感じるお肉には“どのような特徴”がありますか?私は間違いなく「骨付き」です。お肉に骨がついているだけで、なぜあんなに美味しそうに感じるのでしょうか。これは単に気のせいなのでしょうか、それとも理由があるのでしょうか?

今回は「骨付き肉」の謎に迫りたいと思います。スペアリブが好きな方は最後まで読んで下さいね!

今回の目次

  1. 気のせいなの?
  2. 骨に含まれる髄液
  3. 硬くなるのを抑える
  4. 人間の本能
  5. まとめ

気のせいなの?

「骨付き肉」が「骨なし肉」に比べて美味しいと感じるのは、気のせいなのでしょうか?

結論から言うと…気のせいではありません!!!

なぜ、私たちは骨付き肉が美味しいと感じるのでしょうか?骨付き肉が美味しい理由は全部で3つあります。それでは、1つずつ詳しく、理由と解説を見ていきましょう!

骨に含まれる髄液

まず、理由の1つ目が「髄液」にあります。

骨の中には『旨み』や『コラーゲン』が含まれており、血液を生成する骨髄が存在します。骨付き肉を加熱すると、骨にあいている穴を通してこの髄液が外に出てきます。

しっかり加熱したのにも関わらず、食べ終わった骨つき肉の「骨」や「骨の周り」が赤くなっていた経験ありませんか?それが髄液です。

硬くなるのを抑える

2つ目の理由が「硬くなるのを抑える」です。

お肉を焼いたときの1番の失敗は「硬くなる」ことではないでしょうか?

「お肉が硬くなる」=「筋線維が縮む」ということです。

骨付き肉は、筋線維が骨に引っ張られ、ピンと張った状態になっています。つまり、加熱をしても縮みが抑制される状態にあるのです。

人間の本能

最後の理由は「本能」です。

皆さん、食べ物に「かぶりついて食べる」と一層美味しく感じませんか?

例えば『焼き鳥』、鶏肉を串で食べるか、箸で食べるかによって美味しさが違うように感じると思います。同じ鶏肉なのにこれは一体なぜなのでしょうか?

私はこれを「人間の本能」だと思っています。遥か昔を遡れば、我々の祖先は獲物を仕留め、骨から肉を直接引きちぎって食べていたでしょう。食べ物を串(骨)から引き抜くときの動作や顎にかける力が、その食べ物を「食べている」という実感がより増し、おいしさを引き立てているのではないでしょうか。

まとめ

  • 骨つき肉が美味しいと感じるのは気のせいでは無い!
  • 美味しい理由は3つある
  • ①骨に含まれる髄液
  • ②硬くなるのを抑える
  • ③人間の本能

【もっと学びたい人へ】
アスパラはメスを買うべき理由」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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