【秋田県大仙市】あきたこまちガチ勢が「サキホコレ」を食べた感想
米どころ秋田県に生まれ、実家が農家という筆者は、毎年あきたこまちを育て、毎日あきたこまちを食べています。つまり、あきたこまちのガチ勢です。どんなくくりで「ガチ勢」と表記するかは曖昧ですが、育てているのだから、ガチ勢と言わせていただきます。
令和4年にデビューした秋田米新品種「サキホコレ」を実家では育てていませんが、食べる機会があったので、レビューしたいと思います。
サキホコレの特徴は旨みとコクが強い点。食べてすぐに「おいしい」と感じ、その持続力の評価も高いです。軽やかな甘みがあり、噛めば噛むほど甘くなるのも、サキホコレならではなんだとか。
粒は、筆者の実家で育てているあきたこまちより一回り小さい印象です。ですが精米具合によって大きさが変わると思うので、一概には言えません。
そして、炊きあがった「サキホコレ」がこちら。
いつもより、1粒1粒がつぶだっています。
白さがあり、ツヤもある。
ほのかに上品なかおりも漂い、「これぞ日本・秋田の米!」と言わんばかりの佇まいです。
あきたこまちガチ勢が、サキホコレを食べた感想ですが、サキホコレは食べたときの粒感がすごいです。1粒1粒の存在感があり、「今、お米を食べている!」という感覚がいっそう増します。甘さも充分。やはり噛めば噛むほど甘く感じ、最後まで丁寧に食べ切りたいと思えるほど、上品なごはんでした。おいしい。粒感があるので、おにぎりにも最適です。
あきたこまちは、ふっくらした食感。
サキホコレは、粒立ちのある食感。
どちらの品種も"おいしい秋田米"には違いありませんし、甲乙つけがたい...というか、つけるという行為は粋ではないと思います。それぞれ味や食感を楽しめる品種ですよね。
サキホコレ販売開始時は売り切れが相次ぎましたが、令和5年ともなれば、比較的お買い求めしやすくなっています。いつもと違うお米に挑戦したい方は、ぜひサキホコレにしてみてはいかがでしょうか?