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夏の保育園で気を付けたい服装は?半ズボンの意外な落とし穴と注意点

はる現役保育士

こんにちは、現役保育士のはるです(@hr_hoiku)

梅雨があけると本格的に夏の到来、子どもたちにとって水遊びや夏祭りといったたくさんの楽しみがある季節を迎えます。

夏場気になるのが子どもの保育園での服装。夏真っ盛りであれば、暑すぎて戸外に出かけることはほとんどなくなりますが、6月はお散歩に行く?園庭に出る?水遊びはまだ早い?と活動も園によってそれぞれ。

室内活動も多くなる夏の保育園で気になる服装についてお話したいと思います。

夏の保育園で気になる服装は?

多くの保育園が暑さ指数(環境省熱中症予防情報サイト)を参考に、その日の戸外活動の実施を決めているかと思います。

厳重警戒、危険であれば水遊びを含む戸外活動を制限しますが、園によって判断が分かれるのが「警戒」の時。

近場に散歩に出るのか、水遊びをするのか、はたまたお部屋ですごすのか…。子どもの体調や様子、年齢なども加味しながら活動を考えています。

そんな夏場の保育園でこの服は控えたほうがいいかも…というものを紹介します。

エアコンの効きすぎが気になる?

真夏はほとんどを室内で過ごすことになり、気になるのはエアコンの使用の有無。

保育園では、室温を26~28度前後に保つことができるようエアコンを使用する園が多いですが、エアコンの温度設定は意外と園によっても異なるもの。

私が以前働いていた保育園は夏場でも極力エアコンを使うことは控えましょうという園で、扇風機やたらいの水で涼をとる…という考えの園もありましたし、保育士が暑いからとガンガンエアコンの設定温度を下げる…という園もありました。

幼児であれば日中の様子は子どもから確認することができますが、0歳児や1歳児だと難しいもの。日中の室温がどのくらいなのかは園に確認しましょう。

肌着の有無は園による!

夏場肌着を使用するかしないかは園によって考え方が大きく異なります。

汗を吸収できるよう肌着も必ず着用しましょう、という園もあれば、重ね着で暑くなるので肌着は使用せず、汗をかいたらTシャツをこまめに着替えましょうという園も経験があります。

子どもの園はどちらかというと後者で、娘が1歳児クラスの時は夏場6枚くらいTシャツを着替えて帰ってきたことがありました。

肌着が減らない…など気になる事があった場合は担任に確認するのが良いでしょう。

また保育園側から言われていない限り、暑いからと言って肌着だけでの登園は、第三者の目もあるので控えてもらえると助かります。

半ズボンは良くない?長さを確認!

夏場に増える半ズボンですが、膝が隠れるくらいの長さのものを選んでもらえると良いかと思います。

短すぎるズボンを控えてほしい理由は2つあり、1つはケガや虫刺されを防ぐため。

転んだ際に膝が覆われていることで擦り傷にならなかった、といったことはよくあります。夏は室内での活動となるので、大丈夫では?とおもいがちですが、床で転んで擦過傷…は割とよく見る光景です。

2つ目は下着が見えるという点。

張り切って鉄棒をして丸見えだったり、室内活動ででんぐり返しをしたら見えてる…と感じることが意外と多くあります。

公園では誰が見ているかわかりませんし、保育士も確認しているとはいえ、活動中の写真で「あれ?」と気づくことも。

おしゃれをしたい年頃でもありますが、短すぎるズボンは控えるか、お出かけの時などに履いてもらえたらなと思います。

保育園側も夏前におたよりなどで服装についてお願いすることもあるかとおもいます。ついつい見逃しがちな園だよりやクラスだより、意外といろいろ書いてあるのでチェックしてもらえたらうれしいです。

現役保育士

2016年に女の子、2020年に男の子を出産した2児の母。インスタグラム(@hr_hoiku)で保育園選びと保育園のモヤモヤについて発信している現役保育士。音楽と表現活動が得意。保育園の気になるアレコレや保護者の悩み、実際の保育現場についてをお話します!

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