iPhone8の値段、ドコモ・au・ソフトバンク出揃う。一括最安は88,776円
本日15日16時01分からAppleの最新スマートフォン『iPhone 8』の予約が始まり、あわせてドコモ、au、ソフトバンクの各キャリアから値段が発表されました。
iPhone 8の毎月の支払額は、各キャリア独自の値引きサービスと新規・MNP・機種変更によって異なりますが、まずは分かりやすく一括で購入した場合のiPhone 8の値段を並べてみましょう。
iPhone 8の値段
見れば分かりますが、ドコモが一番安く、ソフトバンクが一番高い価格となっています。
続いて『iPhone 8 Plus』の値段です。
iPhone 8 Plusの値段
こちらも安い方からドコモ、au、ソフトバンクの順です。
最後に新規で契約した場合のiPhone 8とiPhone 8 Plusの実質負担額です。
iPhone 8とiPhone 8 Plusの実質負担額(24ヶ月)
圧倒的に分かりやすいドコモと実質負担額の安いソフトバンク
こうして表を作ってみて気づくのは、ドコモの値段設定の分かりやすさです。
料金説明ページを見るとドコモは新規契約、MNP契約(他社からの乗り換え)、機種変更のすべてで同一の値段を採用しており、ひと目で自分が欲しい機種・モデルがいくらなのか分かります。
一方、auとソフトバンクは新規・MNP・機種変更によって値段が異なり、さらに機種変更時にiPhoneを回収する代わりに値引きを行う「アップグレードプログラムEX」、「半額サポート for iPhone」があるため料金表は複雑なものになっています。
そしてその複雑な料金表を読み解いていくと、新規契約・機種変更の実質負担額はソフトバンクが一番安く、MNPはauが一番安いことが分かり、そこから各キャリアの戦略も見えてきます。
分かりやすさで顧客獲得を目指すドコモ、他キャリアからの乗り換えに力を入れているau、既存顧客に引き続き利用して欲しいソフトバンク。各社の狙いが成功するのかどうかに注目です。
追記(9月15日23時39分)
auがiPhone 8、iPhone 8 Plusの毎月割金額を改定したため、実質負担額の一覧表を修正しました。
追記(9月16日4時8分)
auのiPhone 8 Plus 64GBモデルの毎月割金額の改定が反映されていなかったため、実質負担額の一覧表を修正しました(42,840円→39,120円)。