50代以降は「骨が弱くなりやすい」?-"骨の弱体化"と"女性ホルモン"の関係!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「骨と女性ホルモン」の関係を解説していきます。
今回の目次
- 骨の特徴
- 骨と女性ホルモンの関係
- 骨が弱くなるとどうなる?
- 骨を強く保つために
1.骨の特徴
人の体には約200個の骨があります。
骨は運動に必要なだけではなく、脳や心臓などの大切な臓器を囲み、守ってくれています。
そして、大人になると骨は一見変わらないようにみえます。
しかし実際は、破骨細胞による「古い骨を壊す作業(骨吸収)」と、骨芽細胞による「新しい骨をつくる作業(骨新生)」が繰り返されています。
2.骨と女性ホルモンの関係
女性は更年期(目安として50代以降)に入ると、卵巣の機能が徐々に低下し、女性ホルモンが減少します。
女性ホルモンと破骨細胞(骨を壊す細胞)が実は関係しています。
具体的には、女性ホルモンが減少することで、破骨細胞の働きが活性化し、骨が弱くなりやすいです。
3.骨が弱くなるとどうなる?
骨が弱くなってしまうと、骨折をしやすくなります。
例えば、ふとくしゃみをしたときに背骨に強い圧力がかかり、骨折をしてしまうことがあります。
また、背骨が曲がり、強い猫背になってしまうこともあります。
この状態になると、心臓や肺にも負担がかかってしまいます。
4.骨を強く保つために
骨を強く保つための例として、下のようなことがあげられます。
①食事
- カルシウムを多く含む食べ物を摂る。
- ビタミンDを多く含む食べ物を摂る。
- リンを多く含む食べ物を摂り過ぎない。
- 栄養不足に注意するなど
②運動習慣
- 適度な運動を心がける
- 筋力トレーニングによる筋力強化
- 適度に外で行う
運動に関しては、それぞれの年齢に合わせて無理のないように行うことが大切です。
最後に
他にもお酒を飲み過ぎたり、睡眠不足が続くとホルモンバランスの乱れに繋がりやすいので注意しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。