部屋に飾れるクオリティの絵になる描き方【100均画材】
こんにちは。イラストレーターのかとう・さくらです。
「今日からあなたも絵描きさん」をテーマに、楽しく絵を描くアイデアやコツをお伝えしています。
本日のお題は「学童用絵の具で雰囲気のある絵を描こう」です。
今回描く絵はこちら!
準備
まずは水彩画スターターセットを準備しましょう。
詳しくは、前回の記事をご覧ください。
100円ショップを中心に揃える水彩画スターターセットについて解説しています。
これに加えて、今回は次の3つも使います。
・えんぴつ (orシャープペンシル)
・消しゴム
・顔料インクの黒ペン
【顔料インクの黒ペンとは?】
通称「ミリペン」。
透明水彩絵の具で絵を描く場合によく使われます。
水に溶けないインクであることが特徴。
私は普段サクラのPIGMAを愛用していますが、100円ショップでも販売されています。
今回はSeriaで購入したもの(イラスト用ミリペン0.3)を使用しました。
描きましょう!
はじめに、えんぴつでさくらんぼの形を描きます。
さくらんぼの形は、上の絵↑を真似すればOK!
描き順やワンポイントを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
次にミリペンで線画を描きます。
インクが乾いたら、消しゴムで下書きを消しておきましょう。
ここから絵の具です。
今回使う色は、きいろ・あか・あお・くろの4色。
パレットに少しずつ出しましょう。
では塗っていきましょう!
①きいろで実を塗る
②朱色を作って、実を塗る (①で塗った色が乾ききる前に塗るのがポイント)
③青みのある赤を作って、重ねる (②が乾ききる前に)
④黄緑を作って、軸を塗る (③が乾ききる前に)
⑤暗い紫を作って、軽く色を置く (④が乾ききる前に)
⑥広がった部分の調整
⑦乾かす
実の部分がしっかり乾いてから、次に進みましょう。
⑧紫を作って、実の縁に沿って色を置く
⑨乾いたら、完成!
額にいれると、素敵な作品になります。
いかがでしたか?
子供用の絵の具を使っていても大人っぽく仕上がる秘密は、色の塗り方にありました。
自然に広がり混じり合って生まれる新しい色は、水彩ならではですね。
透明水彩風のさくらんぼ、楽しんでいただけたでしょうか。
不透明水彩風のリアルなさくらんぼの描き方も後日ご紹介予定です。
楽しみにお待ちください。
それではまた。