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【京都市下京区】京都の中心街で早朝7時からやってるこだわり具材の中華粥や和粥が美味すぎる件!  

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 8時台の仕事が多く、早朝7時前に阪急電車の京都側終点の京都河原町駅に降り立つことが多い筆者ですが、美味い朝食の店を探していたら、ネットで良さそうなところを見つけました。2023年6月15日に行ってみることに。富小路通四条を少し下がったところにレンガ造りの風情ある店舗がありました。

 「富小路粥店」と書かれた大正ロマン風の看板を入ると、清潔感あふれる店内に、注文ボードが貼ってあります。中華とり粥(極)、中華とり粥、五穀米の和粥、季節のおすすめ品として、鯛のうす造りとわかめ粥とよだれ鶏や干し豆腐などのおばんざい、ほうじ茶ラテなどのドリンクを自由に組み合わせる方式で注文します。いろいろ選べていいですね!

 中華とり粥とよだれ鶏と小松菜とエビの炒め煮、コーヒーを選んで注文しました。早朝のけだるい体に染み渡り、体が浄化されるように温まる朝粥がめちゃ旨。かりっと揚げてある薬味も味を引き立てます。

 よだれ鶏が「よだれがでるほど美味しい」との感想は月並みですね! 自家製の辛めのたれがピリッと効いてうま味をさらに引き立てます。朝からこれだけ体にいいものを美味しくいただける店があったとは。

 中西勝也シェフに伺いました。木屋町三条のおばんざい「めなみ」がオーナーだということで、中西さんも和食で修業を重ねてきました。当初は呑み帰りの人向けの夜営業を考えていましたが、2022年1月のコロナ禍でのオープンとなったため、ニーズに合わせて営業も朝にシフトしたところ大人気となりました。

 富小路通(とみのこうじどおり)は、京都市内の南北の通りの一つ。北は丸太町通から南は渉成園の北の上珠数屋町通までつながっていて、平安京にはありませんでしたが、豊臣秀吉による天正の地割で新設された通りです。

 現在は、オフィス街のため出勤前やランチのオフィスワーカーの人たちでにぎわったり、素泊まりのホテルや宿も多く観光客らや昔から京町家に住む高齢者なども行きかう通りです。「富小路粥店」は、マーケティング通り大盛況となっています。

 今日も朝から元気! みなさんもぜひ、1度訪れてみてください。

「富小路粥店」(外部リンク)京都市下京区徳正寺町41-2 075-744-0662

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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