こんにちは！ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はコナン・オブライエンの名言をご紹介します。コナン・オブライエン（1963年～）はアメリカ合衆国のテレビ司会者、コメディアンです。
今回は人生に疲れた人に届けたいコナン・オブライエンの名言をご紹介します。

人生に疲れた人へ。コナン・オブライエンの名言「思いやりを忘れなければ…」英語＆和訳（偉人の言葉）

人のために生きる。

『シンドラーのリスト』という映画がありますよね。スティーブン・スピルバーグ監督の。見たことがないのですね。オスカー・シンドラー、どんな人だったのだろうなと。

オスカー・シンドラー（1908～1974年）。第二次世界大戦中、1,000人を超えるユダヤ人を虐殺の危機から救ったドイツ人の実業家。
1939年10月、シンドラーはドイツ占領下のポーランド南部、クラクフに移住します。同年11月にユダヤ人が所有していたホーロー容器工場を購入、ドイツ軍向けの厨房用品の製造で資産を拡大していきます。
1943年3月、クラクフのゲットー（強制隔離居住区）が解体され、雇用していたユダヤ人がクラクフ郊外にあるプワシュフ強制収容所に移送されます。
1944年末、ソビエト連邦の赤軍の接近を背景にドイツ当局はプワシュフ収容所を解体。ユダヤ人収容者の多くはアウシュビッツ絶滅収容所など他の強制収容所に移送されます。
ここでシンドラーはモラビアのブリュンリッツに新たに工場を購入。軍事物資を生産するとして、そのために必要な人材を雇用する許可を申請、認められます。
この時、シンドラーが仲間と共に作成した新工場に必要なユダヤ人労働者1,200名のリスト、これが後に「シンドラーのリスト」として知られるようになります。
シンドラーは私財をなげうって1,000人を超えるユダヤ人をアウシュビッツへの移送から救うのでした。終戦時シンドラーは文字通り無一文でした。

人のために、それは人間にとってのエネルギー源

同じことをするにしてもそれを人のためにするのか自分のためにするのかでやる気は全然違ってきますよね。
好きな人に料理を振る舞うとき手抜きはしませんよね。自分だけが食べるものなら「面倒くさい」が勝ってしまう。「カップラーメンでもいいか」になってしまう。
好きな人が家に来るとき部屋を掃除しますよね。片付けますよね。誰も来なかったら掃除も片付けもしない。
人のために、それは人間にとってのエネルギー源なのですよね。力の源。やる気の源。
人のために、そう思うと力が湧いてくる。自分のためだけに食事の支度をする、掃除をする。自分のためだと力が湧いてこない。だから「面倒くさい」になってしまう。
やる気が出ないとき、自分以外の人のことを想像してみる。自分を頼ってくれている人。自分を支えにしてくれている人。
誰かのために、そう思えば力はいくらだって湧いてくる。

人生に疲れた人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか？今回はコナン・オブライエンの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「優しさ」に関する名言集【英語原文と和訳】』（外部リンク）という記事では、「優しさ」に関する世界の偉人たちの名言を20句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

お読みいただき、ありがとうございました！