【キッチン片づけ】どこから手を付けたらいいか分からない…迷わず片づけられるようになる方法をプロが解説
毎日欠かさず使う場所だからこそ荒れやすいキッチン。たった1日サボっただけで、手に負えない状況になることも珍しくはありません。
でも、大丈夫!コツさえつかめばどんなに片づけが苦手な人でも迷わずに最短で片づけることができるんです。整理収納アドバイザーのシンプリストが、その方法を解説していきます。
これだけ抑えて!キッチンの物は「3つのカテゴリ」に分けられる
シンクや調理台を埋め尽くすように散らかっているキッチンの物も、じつは「3つのカテゴリ」しかないんです。
1つ目は、「明らかなゴミ」。これは、もう迷わずゴミ箱に捨てるだけですよね。2つ目は、「元に戻す物」。マヨネーズや塩、ドレッシングなどの調味料や、水切りカゴにある戻し待ちの食器などが当てはまります。そして3つ目は、「洗い物」です。ゴミと元に戻す物を片づけた後は、洗い物だけが残ります。
「あれ、たったこれだけ?」と思いませんでしたか?物数に圧倒されますが、3つに分類されることが分かれば、効率よく冷静に対処できるんです。
順番に片づけていくと迷わない
さきほど3つのカテゴリをご説明しましたが、「明らかなゴミ→元に戻す物→洗い物」のカテゴリ順に片づけていくだけでおどろくほど効率よく片づきます。
その際、空き缶は空き缶でまとめて、冷蔵庫に戻す調味料は両手に持てるだけ、など、なるべくまとめて片づけてくださいね。片づけにかかる移動時間を短縮でき、1カテゴリずつ区切ることで迷いません。
「洗い物」を効率よく終わらせるためにやること
最後の洗い物に関しては、一度シンクにひとまとめにすることを意識してみて下さい。ただし、ワイングラスなどの、扱いがデリケートの物や、圧力鍋や大皿などの大物は調理台に一時置きしても大丈夫です。
大きい食器や鍋などから洗うと、シンクや調理台を占領している面積が一気に小さくなるため、片づくスピードが早いと錯覚し、モチベーションアップにもつながります。
キッチンリセットでの注意点も
そして、忘れてはいけないことは、「片づけ」と「掃除」は別物だということ。合間に調理台を軽く拭くなどはよいのですが、片づけと同時進行で掃除をしてしまうと、二度手間になったり非効率になってしまうこともあるのでご注意ください。片づいたあとに、一気に拭きあげると効率よく進むでしょう。
カテゴリ別片づけでもう迷わない!
約3年間で550本以上の片づけ動画を撮ってきましたが、何も考えずに目についた物から片づけていくときと、この3つのカテゴリを意識して片づけたときでは、片づけ時間で5分以上の開きが出ることもありました。
迷う時間がなくなったことと、まとめて一気に片づけられるようになったおかげです。キッチンのキレイキープができなくなったと感じたときには、このカテゴリ別片づけを思い出してみてください。
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