暑い夏になると、子供の頃からどうしても食べたくなるのがかき氷。最近ではフルーツがたっぷり入った「映える」かき氷も増えました。そんなかき氷も好きですが、私はやはり昔ながらのシンプルなかき氷が好きです。今回は、シンプルな見た目でも中身はちょっと違う。そんなかき氷を紹介します。

学問の神様、北野天満宮の門前に店を構える、『粟餅所・澤屋（あわもちどころ・さわや）』。将軍徳川綱吉の時代から300年以上続く老舗です。

清潔な店内。ピカピカのテーブルが印象的でした。

お値段はどれもリーズナブル。

こちらの名物はお店の名前にもなっている「粟餅」。あんこときな粉の2種類味わえます。すごく柔らかくて、ペロリといけちゃいます。

「粟餅氷」700円。見た目はとてもシンプルなみぞれ氷。ふわふわとした氷にみぞれの優しい甘さ。懐かしい味がします。

食べ進めると氷の中から粟餅があらわれました。みぞれとは少し違ったあんこの上品な甘味が加わります。粟餅のモチモチとした食感も加わって、なんとも言えない美味しさです。是非また食べたいかき氷でした。

皆様も天神さんを訪れた際には、京都の風情を味わえる老舗で、ちょっと変わったかき氷をお召し上がりください。

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