も！コシミズタカヒロです。わたくし、本当にびっくりしています。溝の口に開業して20年近いお店なのに。。全く知りませんでした。（涙）
今回ご縁をいただきまして、行ってまいりましたのは、久本踏み切りからすぐの四川料理店「長江」です。

写真に写っていらっしゃるのが、こちらのお店のオーナーの陳さん。来日して約20年。ここまで、このお店一本で日本で生活をしてきたそうです。素晴らしいですよね！

「中国では学校の先生をしていましたが、日本に行きたいという気持ちが捨てきれず26歳で退職し、日本行きました。来日当初サラリーマンをスタートし、日本企業で仕事をしていましたが、どうしてもなじめずすぐに退職し、自営業の道を選びました。運よくいまの店舗のある物件に出会えて、それから約20年ほど、試行錯誤しながらなんとか店舗を経営しています。」

お話をして聞いてみると非常にまじめで気さくな方で、とてもやさしくお客さんからも慕われている姿も、目にすることができました。

わたくしの勝手なイメージかもしれませんが、「四川料理は辛い！」と思ていましたが、どうやら違うみたいで。。。これはつまり、外国の方から見ると「日本人は枚にお寿司」と一緒のようですね(笑)

「四川料理に辛い料理が多いのは確かです。四川は盆地という地形から夏場の暑さが厳しく湿気も多い地域です。そんな気候でも食欲と健康を保つために、カプサイシンを多く含んだ唐辛子を使った料理が好まれ、そういったお料理が多くなった歴史があります。」

火鍋や麻辣（マーラー）湯麺などは四川料理の代表的メニューですよね。

「もう一つの説として、中国大陸の内陸に位置するため、沿岸沿いの地域と違い、海の食べ物が豊富ではなく、その輸送時の保存のために香辛料として唐辛子を使った。という説も聞きます。」

こういった歴史って面白いですよね。非常に貴重なお話を頂きましたが、本日頂きたいのはこちらのお店「長江」のお料理でした(笑)

今回頂きましたお料理をご紹介しましょう。

こちらは人気NO.1のナスの山椒揚げです。山椒の香りと唐辛子のピリ辛さがお酒のつまみにピッタリ！ニンニクもしっかり効いていて、これはお酒を飲む方々に人気なのがわかりますね！

中華の定番メニュー海老チリでござます。プリップリのエビに爽やかなチリソースで実家りとしたお味ながらサッパリしています。

こちらも定番の酢豚。お肉は山形の平田牧場にてお米を食べて育ったブランド豚・三元豚を使用！

健康へ。信じられる　ものだけを。【平田牧場】

脂がさっぱりしていて噛み応えもあり美味しかったですねぇ。

そして、本日ご紹介したいのは、このお店のチャーハンです！！見た目ビックリしたのですが、これがすごく美味しかったのです！！

「本来、日本の一般的な中華料理店では塩ベースのチャーハンが多いので、私のお店はちょっと工夫して濃口しょうゆを使用した醬油ベースのチャーハンにしています。塩味のパラパラのチャーハンも美味しいですが、これは逆にしっとりしていて美味しいんですよ。」

陳さんがおっしゃる通り、しっとりしていましたし、見た目の黒の色合いから想像する味の濃さはなくちょうどイイお味でほかのおかずとも相性ばっちりでした。

もちろん餃子や春巻きなど、オーソドックスなメニューも取り揃えています。ぜひ一度足を運んでみてください。陳さんにもぜひ声をかけてみてくださいね(笑)