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やってはいけない、壁NG掃除6選

お掃除アドバイザーりんごハウスクリーニングアドバイザー/薬剤師

こんにちは!ハウスクリーニングアドバイザーのりんごです。
SNSやネットなどで壁の掃除方法ってよく出てきますが、壁が傷んでしまう方法が載っていることもしばしば。
今回は壁掃除の基礎に戻って、避けた方がいい壁掃除方法をご紹介します!

1. 強い洗剤やアルカリ性洗剤の使用

強力な洗剤やアルカリ性の洗剤は、壁の表面を傷つけたり、色を落とす可能性があります。特に、ペイントや壁紙を施した壁では、これらの洗剤を使うことで変色や剥がれが起こることがあります。中性洗剤や専用の壁クリーナーを使う方が安全です。

2. 過度に硬いブラシやたわしの使用

硬いブラシやたわしでゴシゴシと擦ると、壁の表面に傷がついてしまう可能性があります。特に紙や布製の壁紙の場合、繊維が引き出されたり、表面がボロボロになることがあります。柔らかい布やスポンジを使用しましょう。

3. 大量の水での拭き掃除

壁紙や塗装面に過剰な水分を使用すると、湿気で壁紙が剥がれたり、塗装が剥がれる原因になります。水拭きする場合は、できるだけ固く絞った布を使い、少量の水分でサッと拭くことが大切です。

4. 漂白剤の使用

漂白剤は壁紙や塗料の色を褪せさせたり、シミになることがあります。汚れがひどくても、漂白剤を直接壁に使用するのは避け、適切な方法で落とすようにしましょう。
カビが出来ていた場合塩素系を使いたくなりますがシミになります!というかなりました!(経験済み)どうしても塩素系を使いたい場合は目立たないところで試してから使用することをおすすめします

5. エタノールやアルコールを含む製品の使用

アルコール系の洗剤や除菌シートも、壁紙や塗装を変色させたり、表面を傷つけることがあります。使う場合は、目立たない部分でテストするか、使用を避けるのが無難です。

6. メラミンスポンジの過度な使用

メラミンスポンジ(「激落ちくん」など)は非常に効果的ですが、研磨性が高いため、壁紙や塗装面を傷つける可能性があります。特に柔らかい素材の壁には不向きなので、慎重に使うべきです。

安全な掃除のポイント

・中性洗剤を少量使い、柔らかい布やスポンジで優しく拭く

・汚れがひどい場合は、壁専用クリーナーを使用

・目立たない場所でのテストを行う

現在マイホーム建築中の我が家。クロス選定時に3~4社のクロスを見たのですが、撥水機能や防カビ機能がついているものもあれば薄手で機能がほとんどないクロスもありました。特におしゃれなデザインは機能が少ないことが多いです。
賃貸に住んでいる場合、機能がしっかりついていて厚手で傷が目立ちにくいクロスを採用されていることが多いです。なので賃貸の場合は水で拭いてもOKなことがほとんどかと思います。厚手のクロスの場合メラミンスポンジも使用可能ですが、クロスの品番などが分からない場合は使用を控えた方が無難です。

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ハウスクリーニングアドバイザー/薬剤師

マネするだけで簡単に掃除が出来るようになる!子どもがいても出来る簡単掃除やおうちスッキリ術を発信中!育休中に掃除に目覚めお掃除や整理の資格を複数取得。薬剤師。未就学児2人と転勤族の夫の4人暮らし。薬剤師としての理系の知識も絡めて「正しい安全なお掃除術」を心がけています。SNS総フォロワー15万人

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