こんにちは！ハウスクリーニングアドバイザーのりんごです。
ドラム式洗濯機の洗濯槽の掃除をする時、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤どちらを使って掃除していますか？
どの洗剤を使えばいいのか迷う、という方もいらっしゃるかと思いますので今回解説します！

塩素系漂白剤とは？

家庭用や業務用で使用される漂白剤の一種で、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製品です。衣類の漂白、除菌、消臭、カビ取りなど、幅広い用途で使用されています。キッチン泡ハイターやカビキラーなどの商品が塩素系漂白剤です。

酸素系漂白剤とは？

主成分が過炭酸ナトリウムまたは過酸化水素の漂白剤で、環境に優しく、さまざまな用途で使用されます。塩素系漂白剤と異なり、扱いやすく、素材や色柄物にも比較的安全です。オキシクリーンやワイドハイヤーPROなどの商品が塩素系漂白剤になります。

両者の違いは？

と、全然違います！
酸素系漂白剤は良くSNSでバズっているので見た事ある方もいらっしゃると思いますが、「つけ置きしたらワカメ(カビ)が浮いてきた～」とカビが浮いてきます。
塩素系漂白剤は溶かしてしまうので何も出てきません。

どっちがいいの？

ではどっちを使うのがいいの？ということなのですが、我こそズボラという方は塩素系漂白剤一択！！なぜなら浮いてきたカビを取らなくていいから。そもそも浮いてきたカビをキレイに取り除けなかった場合、洗濯機を使っている時に衣類にカビがつく可能性があります。また、酸素系漂白剤は発泡するためドラム式洗濯機の掃除には不向きです(泡がでることによって自動で排水されてしまうことがあるため)

どっちの洗剤を使えばいい？という質問をいただいたら「簡単にやるなら塩素系！」と私は答えます。

もちろん酸素系漂白剤を使うのが間違っているということではありません！洗剤を使った後のカビを取る、という工程が発生してしまうことを考えると、カビを溶かしてくれる塩素系が簡単だなと思っています。

酸素系漂白剤の方がカビが浮いてくるので掃除しているな！と感じられるんですけどね笑
洗濯槽の掃除をする際の参考になりましたら嬉しいです。