Yahoo!ニュース

【川崎市中原区】ランプレドットって知ってる? フィレンツェと川崎で人生を変えたランプレ姐さんの挑戦

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

こんばんは!

中原区を中心に川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。人情のまち・川崎の楽しいイベントやおいしいお店の情報が気になる方は、ぜひフォロー&チェックして下さいね。

さて、今日は私の大好きな木月キッチンさんを間借りして、新しい挑戦をする素敵な女性と、彼女が日本に広めたい!と頑張っているめちゃ旨フィレンツェグルメの紹介をしたいと思います。

木月キッチンはお試し飲食店の聖地

私の記事を過去から読んでくださっている方ならみなさん、ご存知かと思いますが、元住吉のオズ通り近くにある木月キッチンさんは、身体にいい野菜中心の食事が食べられる人気のお店です。

店主の時田さんが子どもキッチンを始めた時に取材したご縁で、わたしも長く通わせていただいています。

身体よろこぶ野菜料理と子どもキッチンから広がる笑顔の輪(2021/3/25)

(過去記事もよかったら併せてご覧ください)

現在、時田さんが週に二回しか厨房に立てない関係で、空いた時間を「飲食店をやってみたい」という人たちに貸し出してくれています。

非常に面白いラインナップなので、それはおいおいまた取材していきたいと思っています。

ランプレ姐さん

さて、その中で本日フィーチャーするのは、「ランプレ姐さん」こと吉野絵美さん。

彼女のお店は「Mamma Lampre.」(マンマ・ランプレドット)、その名もずばり「ランプレドット」という料理を提供するお店です。

「ランプレ姐さん」こと吉野絵美さん
「ランプレ姐さん」こと吉野絵美さん

ランプレドットって何?

そもそも、ランプレドットってなんでしょうか?

絵美さんに聞くと、愛情たっぷりに説明してくれます。

「ランプレドットはフィレンツェの伝統的なホルモン料理で、牛の第四の胃袋(ギアラ)をハーブで煮込んだものです。マンマ・ランプレドットではこれをバゲット2枚と、サルサヴェルデというパセリとアンチョビのグリーンソース、ピカンテオイルという唐辛子入りのオイルと一緒に提供します」

こちらのセットで1,800円。(あ、ワインは別です。笑)

ハーフサイズ(900円)にもできます。

これは日曜日の昼下がりに、ワインとともに食すととっても幸せな気分になれる料理ではないでしょうか?

なぜランプレドットを?

しかし、なぜランプレドットのお店を出そうと思ったのでしょう?

絵美さんがランプレドットに出会ったのは、イタリア旅行中でした。フィレンツェで初めて食べたその料理の美味しさに、次の日のピサの斜塔ツアーをキャンセルして、ランプレドット巡りをしてしまったと言います。

この日は、プレオープンで伝統野菜ののらぼう菜が振る舞われた
この日は、プレオープンで伝統野菜ののらぼう菜が振る舞われた

日本に帰ってきても、その味が忘れられず、北にランプレドットを出す店があると聞けば尋ねていって、ランチでは出していないのに、昼間に行ってしまい、シェフを質問攻めにした挙句に特別に出してもらったことも。

そんな一途な心が、いつか「自分でお店をやってランプレドットの美味しさを広めたい」という思いになっていたのだそうです。

創業支援プログラムに参加

絵美さんは昨年、川崎市の創業支援プログラム「Noren」に参加して、まずは一歩を踏み出さなければ、と強く背中を押してもらったということです。

幸いにして、木月キッチンさんを隔週日曜に借りられることになり、いよいよ、夢に描いたランプレドット専門店のスタートです。

おつまみも豊富に

メインの料理はランプレドットですが、その他におつまみの3種盛り、5種盛りというメニューがあります。

グラスフェッドバターをたっぷりと味わえる一品
グラスフェッドバターをたっぷりと味わえる一品

「日替わりでおいしいおつまみを用意するので、それらもつつきながら、ランプレドットやワインを楽しんで欲しい」と笑顔を見せます。

プレオープンで出してくださったおつまみはどれも美味しく(必ず毎回同じものがあるわけではないですが)ワインが止まらない逸品ばかり。

お母さんから直々に伝わった「吉野家(よしのやではなく、よしのけ)伝統の味」のローストビーフ
お母さんから直々に伝わった「吉野家(よしのやではなく、よしのけ)伝統の味」のローストビーフ

オープンは16日

そして、ついにオープン日が近づいてきました。今週末16日が「マンマ・ランプレドット」が離陸する記念すべきオープン日です。

「ランプレ姐さん」のキャラクターが粒立っており、ランプレドットの美味しさも際立っているので、ぜひみなさまにも足を運んで欲しいです。

オープンしている時間は13時から20時ということで、「ザ・ランチタイム」を避けているので気をつけてくださいね。これもイタリア風というか、昼下がりにワインをいっぱいのみながらつまむ、コンセプト。 とてもいいですね。

木月キッチンはカウンターのみの小さいお店なので、最初のうちは混み合ってしまうかもしれませんが、それこそ、旅先の小さなバルに来たような感覚で、譲り合って楽しんでいただければ!

たくさんの人に食べて欲しい、という思いから、予約制ではなく、席が空いていたら入れるというシンプルなシステムなので、まずはふらりといってみてください。

もし混んでいてい入れなくても、元住吉駅の周辺には、楽しいお店がいっぱいあるので、ちょっとお散歩してまた戻ることも可能ですね♪

美味しいランプレドットと素敵な出会いができますように!

欧風小皿料理 Mamma Lampre.(マンマ・ランプレドット)
住所:川崎市中原区木月2-3-15(木月キッチン)
開催日:第1・第3日曜日
時間:13時〜20時
公式インスタグラム:mamma_lampredotto
アクセス:東急東横線「元住吉」駅より徒歩2分

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

Ashの最近の記事