【京都市】干支「寅(とら)」にちなんだ屏風「墨画龍虎」の特別公開in『京都御所』
京都御所は、いつも自転車で通り道です。海外からのお客さんが来られた時などに、中をご案内するととっても喜ばれます。
いまでは、入り口で持ち物検査や検温などをして、入場許可証をもらって入ることができます。
期間限定で新春の展示が行われておりました。さっそく、干支である「寅」を拝見させてもらいに行きました。
小道具らを扱う「高津商会」でも、屏風はたくさんありますが、さすがに京都御所で見る『龍と寅の屏風』は圧巻です!
江戸時代中期(18世紀)に活躍した絵師・鶴沢探鯨の作で、右隻に渦巻く雲の間から姿を現す巨大な龍、左隻には龍に驚き、警戒する2頭の虎の様子が墨で生き生きと描かれている様です。それぞれ高さ約182センチ、横約370センチの大屏風です。
空の色とのバランスがすごくよくて、しばらく立ち止まって見てしまいました。
御所の中は見所がたくさんあります!
諸大夫の間に、寅の襖絵がある寅の間の部屋がありました。
よく見えませんが、寅っぽいのが見えます!
新年そうそう、京都御所へ訪問できるのはありがたいですね。
遠くに大文字山も見えます!五山の送り火で有名な山ですね。
京都御所正殿の紫宸殿では、静寂のなかに凛とした空気が流れていました。
御所内には、様々な用途に沿った多くの建物があります。
庭も綺麗に整備されていてほっこりします。
サギが庭にいて、その姿が池に反射していました。緑色も綺麗に映えてますね♪
広島の厳島神社でも実際に見たことがある舞楽「陸王」の絵を見ることができました。
京都御所の参観は無料、開門は午前9時~午後4時(最終入門は午後3時20分)。
どこを見ても勉強になるアート作品が目白押しです。
京都御所内の休憩所では、この方々もお迎え下さいますよ。平成28年(2016)より一年を通して事前申込み不要で参観できるようになったので、気軽に御所へ行けるようになったのも嬉しいですね♪
京都御所
京都市上京区京都御苑1
電話番号075-211-1215(平日のみ8:30~17:15)