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【かわいいだけだと思ってない?】ジンジャークッキーの歴史を知ると意外にも役に立つお菓子だった

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クリスマスモチーフといえばどんなものを想像しますか?

ツリーにケーキ、チキン、プレゼント、天使……。それに加えてよく見かけるのがジンジャークッキー。ヒト型をしたかわいらしいクッキーです。

今回は、このジンジャークッキーの歴史についてみていきたいと思います。

ジンジャークッキー発祥の歴史

ジンジャークッキーは、しょうがやシナモンを用いたヨーロッパのお菓子。形は星型やツリーの形など自由ですが、その中でも人型をしたクッキーを「ジンジャーブレッドマン」と呼ぶそうです。

この、ジンジャークッキー発祥には2つの説があります。

1.病気予防のクッキーとして始まった

ヘンリー8世が当時流行したペスト予防として、生姜を食べるようにすすめたことがきっかけ。

ペストとは
「黒死病」とも呼ばれる感染症のひとつ。かつてヨーロッパで流行し、14世紀にはロンドン市民の3文の1が死亡したとも言われています。

現在でも風邪予防にすすめられる生姜。身体をあたためてくれる食べ物です。かつてのイギリスでも同じように健康のために頼られていたのかもしれませんね。

2.もともとクリスマスは冬至だったことから

北欧では「一年でもっとも夜が長い日に、徐々に春へと向かうこと」を祝うお祭りがありました。これがもともとのクリスマス。

そこから次第にキリスト教が広まり、4世紀ごろから現在の形になりました。

ジンジャークッキーは、この日に風邪予防や厄払いのためにかつては食べていたのです。

日本でも、一年でもっとも夜が長い日を「冬至」と呼んで親しまれています。

冬至の日に柚子風呂に入る理由とジンジャークッキーを食べる理由が同じですね。(参考にこちらの記事もご覧ください)

生姜と柚子。どちらも強い香りで私たちのことを守ってくれるようです。

クリスマス関係なく食べたい!

クリスマスを彩るジンジャークッキー。でも、風邪予防や厄払いになるなら季節やイベント関係なく食べたい。

見た目だけでなく、味も楽しめて、メリットもあるジンジャークッキーを今年の冬に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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