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【名古屋市天白区】9月4日待望の再開!「登起乃庵」定番の"かつ丼(小割めん付)"あの味をもう一度

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩5分の場所にある「登起乃庵(ときだいあん)」さん。絶対に初見では読めないであろう、名前が特徴のお店です。

植田駅近くでは珍しく、徒歩圏内でいける老舗のうどん・お蕎麦屋さんですが、長らくご主人のご体調によりお休みされていらっしゃいました。

うどん・お蕎麦が美味しいだけでなく、アットホームな雰囲気も心地よく、よく食べに行っていたこともあり、「いつ再開されるのだろう?」「お父さんは大丈夫なのかな?」と気になっていたのですが、なんと9月4日から再開するとの張り紙が!

ということで久しぶりに訪れました。平日の日中ですが、店内にはお客さんがたくさん。地元に愛されているお店の賑わいがあり、思わず嬉しくなりました。

昔ながらの老舗の雰囲気はありながら、とても居心地の良い店内。適度に静かで、ほどよく活気があり、グループから一人まで皆さん、お昼の時間をゆったりと過ごされていらっしゃいました。

「登起乃庵(ときだいあん)」を訪れると、必ずと言って良いほど頼むメニューがあります。

それが「かつ丼(小割めん付)」のご飯大盛りです。麺は選べるので、冷たいうどんをチョイス。

第一の特徴は、年季の入った木のお盆。大盛りのかつ丼とセットの麺が乗ってきた時、久しぶりだったので思わず「わぁ〜!」と心の中で声をあげてしまいました。懐かしいビジュアルに少し感動しました

まずこちらのかつ丼。見た瞬間に、"定番の美味しいかつ丼"だということが伝わるのではないでしょうか。ご飯の上に大振りのかつが乗って、出来立てのシズル感のある卵とじ味の染みた大盛りご飯が組み合わさっています。

ハフハフ言いながら、他の食べ物にはかえられないシンプルイズベストな美味しさに浸りました。食べ進めるごとに幸せゲージが上がっていく気がしますね!

あくまで小割めんという書き方ですが、デフォルトのボリュームぐらいあるうどん。冷たいうどんといえば、やはり讃岐うどんのようにコシがある麺を連想しますが、登起乃庵さんのうどんはしなやかです。

コシはあまりないのですが、決して柔らかすぎることはなく絶妙な食感を備えています。するすると食べることができ、甘じょっぱい出汁とも相性抜群!かつ丼がどっしりしているので、あっさりしたうどんが良いコンビになっています。

かつ丼とうどんを交互に食べ進めつつ、最後は味の染みたご飯と、脂身がしっかりあるかつを一緒にかき込みます。この時の満足感ときたら...!! 幸せな時はあっという間ということで、ぺろりと完食してしまいました。

ということで9月4日に再開された「登起乃庵」さん。今は平日のみの営業とのことですが、いつまでも頑張ってほしい地元の名店の一つです。これからも通わせていただこうと思います。

<登起乃庵>
住所:愛知県愛知県名古屋市天白区井口1-2001
営業時間:<平日>11時~14時30分/17時~21時
定休日:土曜・日曜日
電話番号:052-804-0141
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩約5分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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