筆者はゴルフを始めて以来、マッスルバックとキャビティバックのアイアンしか使ったことがなかったが、今年の夏に初めて中空のアイアン(Callaway / APEX PRO)に買い変えてみた。

中空アイアンと言うと、"打感が悪い"や"飛び過ぎる"などといった悪いイメージもあるだろうが、結果から言うと筆者は中空アイアンへの買い換えに大きな満足感を得ている。

そこで本記事では中空アイアンに買い変えて筆者が感じたメリットを3つ紹介する。

1.球が上がりやすい

まず1つ目は球が上がりやすいということだ。

中空アイアンはヘッドの内部に空洞を作り、底の部分にタングステンなどを配置することで、低重心化しているものがほとんどだ。このおかげで球が上がりやすいクラブ構造になっているのだ。

やはりアイアンはグリーンに乗せるクラブである。しっかり球が上がってキャリーで止まりやすくなったことで、パーオン率ががったと感じている。

2.直進性が高い

続いて2つ目が直進性の高さだ。

中空アイアンは慣性モーメントが高く作られているものが多い。そのため球が曲がりにくいクラブとなっているのだ。

フックやスライスを駆使してグリーンを狙って行く人には合わないだろうが、そうではなく真っ直ぐにグリーンを狙う人には、このようなクラブの方が優しさを感じることができるだろう。

3.打点ミスに強い

最後に3つ目が打点のミスに強いということだ。

マッスルやキャビティと比べて芯を外した時の飛距離の落ち具合が中空アイアンでは少なくなっている。

アマチュアゴルファーはプロと比べるとはるかに芯に当たる確率が低いため、より中空アイアンの恩恵を受けられるのではないだろうか。

まとめ

近年ではプロの間でも優しいクラブが流行している。

そういった意味でも、これから中空アイアンはプロアマ問わず、さらに市場での人気を獲得して行くのではないだろうか。