「釣り具が長持ち!」年末のロッドのメンテナンス総まとめ
釣りに便利なアイテムや情報を紹介する「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
今年も残すところ1か月となりましたが、みなさまのフィッシングライフはいかがだったでしょうか?
気温や水温が下がり、今年は釣り収めという方も少しずつ出てきていると思います。
年末だからこそ、普段よりも丁寧にメンテナンスをして釣り具を長く使いたいという方もいらっしゃるかと思いますので、今回は僕が普段している年末の大掃除用にルアーロッドのメンテナンス方法をまとめてみました!
ぜひ釣り具の大掃除の参考にしてみてください。
もくじ
今回、お手入れする部分は以下の通りです。
・ガイドのサビ落とし
・ガイドのコーティング
・グリップのメンテナンス(コルク)
・グリップのメンテナンス(EVA)
・継ぎ目
一つずつメンテナンス方法を見ていきましょう。
ガイドのサビ落とし
まずは錆びてしまったガイドのサビを落とす方法について。
スポンジなどでこすってもなかなか落ちない頑固なサビは、ホームセンターで売っているサビ落とし液で落としていきます。
今回は「ネジザウルスリキッド」という商品を使用しました。
使い方は簡単で、サビた部分にこちらの液体を塗布して数分間放置するだけです。
サビた部分が紫色に変色し、サビが目に見えて落ちていきます!
ガイドのコーティング
続いてはガイドのコーティングです。
ガイドの内側にPEラインのコーティングスプレーを塗布することで、ガイドの糸通りを良くしてライントラブルを少なくすることができます。
スプレーを直接塗布するか、ティッシュなどにしみこませてガイドの内側になじませるように塗ります。
グリップのメンテナンス
ロッドグリップのメンテナンスについては、コルクグリップとEVAグリップに分けて紹介します。
◆コルクグリップのメンテナンス
黒ずんでしまったコルクグリップの汚れを落とします。
コルクはデリケートな素材で、スポンジなどでこするとボロボロになってしまうので注意しましょう。
コルクの汚れを簡単に落とすには、100均で売っているらくがき消しスプレーを使用します。
こちらをキッチンペーパーや布に染み込ませて、グリップを丁寧に拭いていきます。
これだけで簡単に汚れが落ちるので、コルクユーザーの方はぜひ試してみてください。
◆EVAグリップのメンテナンス
EVAグリップは黒くて汚れが目立ちにくいですが、まずはこちらを落としていきます。
アルコール系のウェットティッシュで丁寧に拭くと簡単に汚れを落とすことができます。
続いてEVAグリップを使用する方が気にしているであろうグリップのテカリについて。
まずはウェットティッシュで十分に汚れを落とした後、グリップを自然乾燥させます。
グリップが乾いたら、250番の紙やすりで表面をかるく削ります。
この時、グリップ以外が傷つかないようマスキングテープで保護するとよいでしょう。
仕上げにライターで軽くあぶって、表面を整えます。
すると気になっていたグリップのテカリが目だたなくなります。
火の扱いには気を付け、安全に配慮して作業してください。
継ぎ目のメンテナンス
2ピース以上のロッドの場合、使用しているとロッドの継ぎ目が固着してしまったりガタついてしまうことがあると思います。
そんなロッドの継ぎ目のメンテナンスにはロッドフェルールワックスがオススメです。
ロッド専用のワックスで、継ぎ目に塗るだけでロッドの着脱をスムーズにするとともにガタつきを抑えることができます。
継ぎ目に薄く塗布して、ロッドになじませるように着脱して完了です。
今回はルアーロッドを年末にしっかりメンテナンスしたい人向けに、ロッドメンテナンスの総集編を紹介しました!
しっかりメンテナンスをすることで、道具を長く良い状態で使用することができるので、釣り具の大掃除の参考にしてみてください。
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