Yahoo!ニュース

摂り過ぎると「すい臓」に負担がかかる栄養素!-すい臓の特徴からわかりやすく解説!

ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「摂りすぎると"すい臓"に負担がかかる栄養素」について解説していきます。

今回の目次

  1. すい臓はどんな臓器?
  2. 摂りすぎると"すい臓"に負担がかかる栄養素とは?
  3. すい臓が悪くなるとどうなる?
  4. すい臓を労わる生活習慣
  5. 動画で解説!

【1】すい臓(膵臓)はどんな臓器?

すい臓は、小腸の入口(十二指腸)に抱えられるようにある臓器です。

食べたものを分解する「膵液」と「血糖値を調節するホルモン」を分泌しています。

【2】摂りすぎると"すい臓"に負担がかかる栄養素とは?

どんな栄養素でも"摂り過ぎる"と体に悪影響を与えてしまいます。

そのなかでも今回は「すい臓」に注目していきましょう。

①脂質

脂質を分解するには、膵液に含まれる「リパーゼ」と、胆のうから分泌される「胆汁」が必要となります。

脂肪を摂り過ぎると、膵液をたくさん分泌しないといけないため、すい臓に負担がかかります。

また、脂質を摂り過ぎると「胆石」ができやすくなります。

胆石が詰まると、場所によっては膵液の流れを妨げて、炎症をひき起こしてしまうこともあります。

胆石…胆汁の成分から作られる石のような構造物。

②糖質

すい臓から分泌される「インスリン」は、血糖値を下げる唯一のホルモンです。

そして、糖質を摂り過ぎると、血糖値が高くなりやすいため、すい臓はインスリンをたくさん分泌することで負担がかかります。

特に、早食いは血糖値を急上昇させて、すい臓により負担がかけてしまうので注意です。

③辛い刺激物(カプサイシンなど)

基本的な栄養素ではないですが、カプサイシンなどの刺激物はすい臓を刺激するため、摂り過ぎると負担がかかります。

カプサイシンなどのいわゆる"スパイス"は代謝を促進しますが、摂り過ぎには気をつけましょう。

【3】すい臓が悪くなるとどうなる?

すい臓の働きが悪くなると、下のような「消化器系の不調」と「血糖値の乱れ」が起こりやすくなります。

  • 腹痛や背部痛
  • 脂肪便(脂肪を含んだ白っぽい便)
  • 吐き気や食欲不振
  • 高血糖
  • 体重の減少など

【4】すい臓を労わる生活習慣

すい臓を労わるためには「お酒を飲み過ぎない」ことと「禁煙」が大切です。

また、他にも下のようなことも良いでしょう。

  • 脂質や糖質(炭水化物)を摂り過ぎない
  • 早食いはせず、よく噛んで食べる
  • 食物繊維をしっかり摂る
  • 全体として高カロリーにならないようにする
  • 肥満の予防&解消など

【5】動画で解説!

下の動画でも解説しているので、ぜひご覧ください!

最後までご覧頂きありがとうございました。
参考になりましたら「学びがある」「わかりやすい」「シェア」などのリアクションをして頂けると励みになります!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

おがちゃん先生の最近の記事