【仙台市宮城野区】旨味もパンチもガツンとくる! 油そばもきわまっていた田子の人気ラーメン店実食レポ
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
油そば、まぜそば。ラーメン好きな方の間では「汁なし」の愛称で呼ばれていたりするスープのないメニュー。みなさんはお好きでしょうか。スープがない(タレが少量である)が故に、麺と具の美味しさを集中して楽しむことができることができるメニュー。個人的に無性に食べたくなることがあったりします。
今回、以前ご紹介していたお店の「油そばも美味しいので、食べてみてはいかがですか」という情報をいただきました。はい、油そば食べたいスイッチオン! これは是非とも食べにいかねば、と油そばを食べにいってきた実食レポートとなっております。
そのお店とはこちらの「ラーメン堂 極」さん。
以前こちらの記事にて、極められた美味しい豚骨醤油ラーメンをご紹介したお店です。
<参考過去記事リンク:【仙台市宮城野区】豚骨と節(ぶし)系、融合のきわみ! 田子で出会ったクセになるコラボレーション麺。>
さてさて、油そばは食券機のどこにありますでしょうか。この前食べた「きわみちゃんらーめん」が美味しかったこともあり、そちらのボタンもチラチラと気にしつつ視線を下にやると…。
ありました! 発見、油そば!
お隣に並んでいるシンプルな「中華そば」も気になりますが、海苔がたっぷりとのった油そばの写真がインパクト抜群。しかも油そばの下には「※追い飯無料」の文字。最後に残った油そばの具や汁に白米を投入する「追い飯」。それがデフォルトでついてくるとは…。店主菅原さんの「具と汁。飯も使って余すところなく満喫してくださいね」という優しい声が聞こえてくるかのようです。早速ボタンをポチリ。
お昼時の訪問だったこともあり、お忙しくされている店主の菅原さんに会釈しながらカウンター席に着席。スタッフさんに食券を渡すと、かわりに「ギョウザ一皿無料券」をいただきました。有効期限は2024年12月31日まで。はい、年内にリピート訪問確定です。
ギョウザ無料券を使うべく、自分の中でリピート訪問が確定したので、卓上のメニュー表を見ながら次回のオーダーを考えつつ着丼を待ちます。
うぅむ。実は平日限定のチャーハンも気になっていたので、ここはひとつ、中華そばにチャーハン、そして無料券で餃子。そんな「The 町中華セット」にしてみてもいいかもしれない…。いやいやまてよ、「きわみちゃん」の味噌も食べたいし、濃厚味噌担々麺も食べてみたい。ゴクリと生唾を飲み込みながら、そんなことをグルグルと考えていると…
油そばの着丼です! おぉ…。刻まれたチャーシューにメンマ、そしてネギにフライドオニオンでしょうか、具材達がたっぷりと麺の上にのっています。脇にはしっかりと大好きなニンニクも確認。指さし確認、よし! 早速いただきましょう。
さてさて、いただきます前に「油そば」ですから。しっかりと下準備をば。丼の下にある「アブラ」を麺&具材さん達に満遍なく馴染ませるために、まぜまぜ。
そして、ニンニクが入っていることは確認していますが、卓上調味料の「ニンニク」「辛味ニンニク」さんで…
さらにニンニク感を「マシマシ」に。午後からもお仕事があるんですが、幸いにもガッツリと人とお話するような業務ではないため、思い切ってニンニク好きおじさん本能の赴くままにニンニクを増してしまう、の巻。
さてさて、これにて準備完了。さっそく麺を一口ずるっとすすります。
モチモチの太麺の食感と共に、まず口の中に広がってきたのは「節(ぶし)」系の香りとコク。さらにフワッと香るきざみ海苔の香りが、その節系の味を包んでくれます。でもそこはさすがに「油そば」。しっかりと塩味とニンニクなどの「パンチ」もしっかりときいています。旨い。この味にハマる方の気持ちが十二分に分かる美味しさです。
夢中でズルズルとすすり、途中からさらにお酢とラー油も投入してみました。
お酢、ラー油。さらには卓上にあった「すりゴマ」もちょいとプラスして味変。こういった感じで自分好みにアレやコレやと味変できるのも「油そば」の醍醐味ですよねぇ。
もちろん、お酢も味をシャキッと引き締めてくれましたし、ラー油もいい塩梅で辛味がプラスされましたし、ゴマの風味も美味しいですし。お好み味変、文句なしの大成功です。それだけベースの味が、懐深く色々な味をしっかりと受け止めてくれるだけの美味しさだという証明でもありますよね。ええ。さらに夢中でズルズル。
ふぅ、あっという間に麺を食べてしまいました。でも、大丈夫。ご安心を。
僕たちには「追い飯」がある! 僕たちの戦いはこれからだ!(某少年漫画雑誌の打ち切り漫画の最終コマ的な台詞)
厨房に向かって元気に「追い飯お願いします!」と声をかけますと、ホカホカの「追い飯」を提供いただけます。追い飯無料、本当にありがたい。
残った汁と具材をしっかりと、これまた「まぜまぜ」して余すところなくパクリ。モチモチの太麺で食べても美味しいわけですから、白飯に合わないわけがないわけで。旨い、旨いとパクパクラストスパートです。
ふぅ。追い飯も堪能し、あっという間に完食。大満足&大満腹のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。パンチのきいた節系「油そば」も極まっていた「ラーメン堂 極」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●ラーメン堂 極●
〒983-0021 宮城県仙台市宮城野区田子新入10−1