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【京都市】東山区 「子育地蔵」さまのいらっしゃる六堂の辻『西福寺』で迎え鐘♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

空也上人が創建された『六波羅蜜寺』や、閻魔大王や小野篁の像がある『六道珍皇寺』があるこの近辺は『鳥辺野の入り口』にあたり、現世と冥土の境界として「六道の辻」と呼ばれています。

空也上人&平家ゆかりの『六波羅蜜寺』で「迎え鐘」「六波羅蜜寺万灯会」♪ https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100286133

京の盂蘭盆は『六道珍皇寺の六道まいり』で「ご精霊さん」♪ https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100285583

そのエリアにある『西福寺(さいふくじ)』は、浄土宗の寺で、本尊は阿弥陀如来。

六道の辻地蔵尊、子育地蔵、六波羅地蔵などと呼ばれ地元の人からも愛されています。

859年 - 876年創建と言われており、正式名称は、桂光山敬信院。寺の入り口でまずは笑顔の布袋様がお迎え下さいます。

「弘法大師が自ら土でつくった六波羅地蔵を建立し安置したことに始まる。嵯峨天皇の后である檀林皇后が皇子(のちの仁明天皇)の病気平癒を祈願し無事成長したことから、子育て地蔵と呼ばれるようになった。」(西福寺)

まず、寺の門をくぐるとお地蔵様がたくさん見れます。そこに、子育て地蔵と書かれてます。

「子育地蔵」は子供の健康や病気平癒に効くと言われています。

末廣地蔵尊や、お不動様にお参りしてから本堂へと向かいます。

本堂には「檀林皇后九相図絵」など寺宝があり、お盆のご精霊迎えの3日間(8/7−10)には特別公開されるそう。本堂前で、お線香とロウソクをいただき、お参りさせてもらいます。

六道珍皇寺六波羅蜜寺と同じく、こちらでもお迎え鐘をつかせてもらいます。京都にはお盆の前にお寺にお参りし、精霊たちをお迎えするという風習が残されています。

迎え鐘でご先祖の霊を、盂蘭盆会に合わせお呼びします。

京都のお盆の時期は、あちこちで鐘の音が聞こえてきます。さぁ、これで今年もご先祖様をお迎えする準備が整いました。世界平和と健康、幸せを願いたく思います。

西福寺
住所:京都市東山区松原通大和大路東入ル二丁目轆轤町81
TEL:075-551-0675

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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