意外と知らない!?正月三が日に釣りをしてはいけない理由
正月といえばおせちを食べたり、初詣に行ったりと正月ならではのイベントが盛りだくさんですが、そんな時でも釣りをしたくなるのが釣り人の性。
三が日に釣り染めをして過ごそうと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが実は昔から「正月の三が日は釣りをしてはいけない」と言い伝えられているそうなんです。
そこで今回は、なぜ正月三が日に釣りをしてはいけないのかについて調べてみました。
そもそも正月三が日にはタブーな行為がある
三が日に釣りをしてはいけない理由の前に、そもそも正月3が日には縁起の悪い1年にならないよう、避けるべき行為がいくつかあります。
◆正月3が日にしてはいけないと言われている行為の例
・掃除をしてはいけない
・刃物を使ってはいけない
・火を使った料理をしてはいけない
・お賽銭意外にお金を使う
・殺生をしてはいけない
・ケンカをしてはいけない
これらの行為が避けるべきと言われているのは、例えば「刃物をつかってはいけない」ではれば縁を切ることにつながるからといったように、新年を迎える上で3が日に行うのは縁起が悪いからであると言われています。
正月3が日に釣りをするのがいけない理由
正月三が日に避けるべき行為があることを紹介したところで、いよいよ本題の正月三が日になぜ釣りをしてはいけないのかについて。
理由は諸説ありますが、どれも新年を迎える上で縁起が悪いからであると言われています。
理由① 刃物を使うから
一つ目の理由が、刃物を使うからです。
先ほど少しお話しした通り、釣った魚を持ち帰って調理する時には包丁を使用するかと思いますが、この刃物を使う行為が縁を切ることを連想させるため、三が日には避けるべきと言われているようです。
理由② 殺生をしてはいけないから
二つ目の理由が、殺生をしてはいけないからです。
釣った魚を持ち帰って食べる際には当然、魚の命を奪うことになるので、やはり正月の殺生は避けるべきでしょう。
では魚をリリースすればよいのではと思った方もいるかもしれませんが、釣りでは針がかりが悪いと魚が死んでしまう事があるので、殺生の可能性がある正月3が日の釣りは避けた方が無難かと思います。
今回は正月三が日に釣りをしてはいけない理由について紹介しました。
釣り人であれば年中釣りを楽しみたいと思っている方も多いと思いますが、その気持ちをグッとこらえて正月のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?