【南城市】「気怠い昼食」に「欲望パフェ」!芸術的なオトナメニューをいただくランチ
南城市の公民館をリノベしたオシャレカフェレストラン「玉城食堂」。前回の亀谷修身さんの台湾料理(外部リンク)に続き、今回は、画家・梅原龍さん(外部リンク)の「世界を思う旅ごはん」をご紹介します。すべてが季節限定メニューなので、いつ行っても新鮮な驚きと楽しみがありますよ!
予約不可!ふらりと行きたい場所
畑の多い集落の中にあった公民館をリノベして生まれた「玉城食堂」(たまぐすくしょくどう)。
外れた場所にあるカフェレストランにもかかわらず、電話も予約もできません。まさしく出たとこ勝負。不定休なので、お出かけ前はInstagram(外部リンク)をチェックしておきたいところ。
「玉城食堂」は、1つのお店の中にレストランが2つある、コラボレストラン。
お店のイメージに合わせて焼き上げたタイルが彩るカウンター向こうでは、2人のシェフが腕を振るっています。
前回は、台湾料理をご紹介したので、今回は洋食メニューをご紹介します。「世界を思う旅ごはん」と題して、画家・梅原龍さん(外部リンク)が作るご飯は、そのネーミングも芸術的。
例えば……
・昼下がりのトマトリゾットとミートボール
・私の好きな気怠い昼食
・欲望と情熱のパフェ
・子どもたちの欲望パフェ
などなど、クリエイターとして羨ましい言葉選びのセンスです。どんなものが出てくるのか楽しみですね!
新作「私の好きな気怠い昼食」
「私の好きな気怠い昼食」は……、
採れたて野菜のフレッシュなサラダと新玉ねぎのスープを経て、メインは、オムレツとライスを、海老とマッシュルームのバジルクリームでいただくというメニュー。
散りばめられているのはブラックペッパーではなく黒い岩塩を削ったものです。
彩りは健康的なのに、その名前のせいか背徳的な気分になるのは、炭水化物と油分が多いせいかもしれない。
バターと生クリームにほんのりガーリックがきいた、リッチでミルキーな風味のジェノベーゼソース。オムレツとライスに混ぜて食べる「オトナのオムライス」はダイエット中の人間には毒すぎる。でも美味しい。
食べ終わった後、しっかり気怠くなりました。
絵画のように美しい!「欲望と情熱のパフェ」
以前から気になっていた「欲望パフェ」が、このたび季節メニューで「欲望と情熱のパフェ」になって登場。断面の色合いからして前衛芸術のような彩りです。
欲望だけでも気になるのに、情熱まで加わっては食べないわけにもいかず……気怠くなっただけでは飽き足らず、欲望と情熱まで平らげることに。
盛り付けているグラスは、パフェが美しく見えるようにオーダーして作ったというこだわりで、くるくる回すとちょっとずつグラスの曲線が違って面白いのです。
リンゴの赤ワイン煮がゴロゴロっと入り、氷菓子はミルクアイスとソルベの2種類で異なる食感。
たっぷりの生クリームとイチゴのシロップ煮、チョコレートソース、そして「BOTCHI andante andante」のグラノーラがすき間を埋めています。
それぞれの素材が混ざり合うことによって生まれる、新しい味わい。それを欲望のままに貪りたい。そんな気分にさせてくれる、本当に大人のパフェでした……
旅ごはんの梅原さんは、毎月一回「ニュー夜明け」さん(外部リンク)とコラボした新しい食のメニューの提供をされているそう。次は、2022年4月19日(火)の予定。いつもと違った玉城食堂を味わいたい方はぜひ!
玉城食堂 店舗情報
住所: 沖縄県南城市玉城玉城93−3
営業時間:11:30〜17:00(ラストオーダー 16:30)
定休日:第2第4火曜日・毎週水曜日·木曜日(臨時休業などはInstagram(外部リンク)にてご確認ください)
電話番号:非公開
※予約不可