【万が一の交通事故】知らないとヤバイ事故を起こした時の対応
普段安全運転をしている人でも交通事故を起こす可能性はあります。
この記事では車系のインスタグラムやブログ「やっさん車好きの味方」を運営していて車に詳しい私が、万が一交通事故を起こしてしまった際の対処法について解説します。
この記事を読めば不意の事故時でも、取り乱すことなく対応できるでしょう。
万が一に備えて!交通事故を起こした時の対処法
万が一事故を起こした時の対処法を順番に解説します。
負傷者の救護
交通事故による負傷者がいる場合、何よりも優先すべきは負傷者の救護です。
周囲に人がいれば協力してもらい、救急車の要請や止血、状況によっては心臓マッサージを実施しましょう。
交通事故による負傷は頭部や頸椎を負傷しているおそれがあることから、基本的に負傷者は動かさないようにします。
ただし交通量が多い道路で二次被害が考えられる場合は、周囲の人の協力を得て安全な場所に避難することも検討しなければなりません。
負傷者がいる事故では早急な119番を心がけてください。
車を安全な場所に移動させる
自分の車は交通の妨げにならない場所に移動させましょう。
事故を起こした道路が交通量の多い幹線道路などの場合、後続車との二次被害に注意しなければなりません。
また三角停止板や白煙等、ハザードランプを活用するなど周囲に事故現場であると知らせるのも大切です。
警察に通報する
交通事故は警察に届け出る義務があります。
警察に事故の届出をしないと事故不申告となり、道路交通法違反の対象になる可能性があります。
また警察に届け出をしないと、保険の請求に必要な事故証明が作成されないため、当事者にとって不利益が大きいです。
また届出は事故を起こした直後に行ってください。
後日の届出になると現場検証や相手方からの聴取などお互いに時間と労力がかかります。
交通事故を起こしたらその場で110番通報しましょう。
目撃者を確保する
交通事故の現場で可能なら目撃者を確保しましょう。
事故の相手によっては保険金目当てで、完全にあなたが悪くなるように嘘の状況を話す人もいます。
また事故を起こすとパニックになってしまい「事故の状況を覚えていない」ということもよくある話です。
現場に人がいる場合は警察に説明する際の目撃者として、協力してもらうのが大切です。
事故の相手方と連絡先を交換する
事故を起こした相手とは忘れず連絡先を交換しましょう。
相手から聞いておくべき内容は「電話番号・名前・住所・車のナンバーや車種・契約先の保険会社」などです。
他にも自身の車に設置されているドライブレコーダーの内容や、現場の写真や動画を保全して事故に関する情報を残しておくことは、警察や保険会社に連絡する際に重要です。
保険会社に連絡する
相手の情報や事故時の状況がまとまったら、加入する自動車保険の会社に連絡をします。
保険を利用する判断は修理費や状況によって判断できます。
ただし相手の保険加入状況との兼ね合いがあるため、自身の保険会社に事故をしたことを伝え、今後の対応について伺いを立てることが重要です。
保険を使う判断をしない限り等級が下がることはないので安心してください。
以降の事故に関するやり取りは保険会社を仲介して行うので、保険会社への連絡を忘れることがないように注意しましょう。
事故を起こした際に絶対にしてはいけないこと
事故をした際に絶対にしてはいけないことを2つ解説します。
場合によっては道路交通法違反の対象になるので、必ず抑えておきましょう。
立ち去らない
事故を起こしたら誰でも焦って冷静ではいられません。
しかし取り乱して現場から立ち去らないでください。
現場から逃走した場合、当て逃げやひき逃げなどの重要事件としての対応になるため、被疑者として警察から捜査されることになります。
万が一事故を起こしても取り乱さないように、今回の内容は保存しておくといいでしょう。
勝手に示談で終わらせない
事故の相手と現場での話し合いで終わらせてはいけません。
事故を起こした際は、自損や軽いものでも必ず警察に届け出る義務があります。
また事故当時は話し合いで終わっていても、後々相手の方が警察に届出ることも考えられます。
自分が不利な立場にならないように、相手が立ち去ったとしても警察に届出ておくことは不可欠です。
まとめ
この記事では交通事故を起こした際の対処方について体系立ててお伝えしました。
交通事故は普段安全運転に努めている人にでも起こる可能性があります。
万が一事故を起こした際でも、慌てることがないように、この記事の内容を確実に理解しておきましょう。