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イ・デウン(元千葉ロッテ)8度目の登板でKBOリーグ初白星<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
初勝利後、同僚に水をかけられるイ・デウン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

16日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドで行われたKIAタイガースKTウィズはKTが6-3で勝利。KTの先発イ・デウン投手は8度目の登板でKBOリーグでの初勝利を挙げました。イ・デウン投手の成績は1勝2敗です。

イ・デウン投手は6回96球を投げて被安打3。KIAを1点に抑えました。

一方のKT打線は3回に3番カン・ベクホ選手が2ランで先制すると、4回に6番ファン・ジェギュン選手、5回には4番・メル・ロハスJr選手がいずれも7号2ランを放ちイ・デウン投手を援護。勝利へと導きました。KTはKIA戦3タテを含む4連勝で9位から7位に浮上です。

敗れたKIAは現在最下位で試合前にキム・ギテ監督が成績不振を理由に辞意を表明。この試合が最後の指揮となりましたが、白星で締めくくることは出来ず6連敗です。KIAは明日からパク・フンシク2軍監督が監督代行を務めます。

(関連記事:KIAキム・ギテ監督、成績不振を理由に辞任 過去に巨人で2軍コーチなどを歴任

以下が全5試合の結果です。

◇5月16日(木)の結果

・トゥサン 4- 1 サムスン(チャムシル)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:ウォン テイン

・ハンファ 15- 6 キウム(テジョン)

 勝:チャン ミンジェ

 敗:アン ウジン

・KIA 3- 6 KT(クァンジュ)

 勝:イ デウン

 敗:ホン ゴンヒ

・ロッテ 2- 3 LG(プサン)

 勝:ケリー

 敗:キム ウォンジュン

・NC 5- 2 SK(チャンウォン)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:サンチェス

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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