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冬のひとり旅にぴったり! ソロ温泉で訪ねたい「新潟県の温泉地」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

温泉の恋しい季節。ふらっとひとり旅に出かけてみてはいかがだろうか?

雪国・新潟県はひとり旅にふさわしい旅情が漂う。

新幹線などを使えば、意外と首都圏からもアクセスしやすいのも新潟県の魅力。

そこで、新潟県に絞って、ひとり旅に向いている温泉地を紹介したい。

五頭温泉郷(新潟県)

村杉温泉、今板温泉、出湯温泉という阿賀野市の温泉地から構成される静かな温泉地。なかでも出湯温泉はぬる湯の名湯として知られ、華報寺という寺の境内の一角にひっそりと佇んでいる「華報寺共同浴場」は、地元の人や湯治客に人気の共同湯だ。泉温は38.6度。ピュアで透明な源泉がザバザバとかけ流し。筆者も入るたびに「まだ出たくない」と、ついつい長風呂してしまう。

越後湯沢温泉(新潟県)

東京駅からなら新幹線で約70分。新幹線に乗り込んで駅弁でも食べていたら、すぐに到着する距離。しかも、冬季なら駅を降りたら一面雪景色。徒歩圏内に温泉宿が点在するのも便利で、雪道の運転ができなくても何とかなる。スキーリゾートとしても人気があり、冬は雪見風呂も楽しめる。

栃尾又温泉(新潟県)

3軒の宿が寄り添うように建つ小さな温泉地。3軒とも湯治対応の宿なので、予算などと相談しながら決めるといいだろう。基本的にはどの宿でも、宿泊した人のみが入浴できる共同浴場を利用する。約36度の源泉は湯との境界があいまいになる不感温度。1時間は平気で入浴していられる。飲泉も可。

赤倉温泉(新潟県)

妙高山の中腹に位置する温泉地で、明治以降スキーリゾートとしても栄えてきた。素朴な民宿から老舗旅館、高級リゾートホテルまで宿泊施設のバリエーションも豊かで、ひとり旅でも選択肢は多い。湯量豊富で源泉かけ流しの湯宿がほとんど。

三川温泉(新潟県)

阿賀野川の支流、新谷川に沿って数軒の小さな宿が並ぶ静かな温泉地。家庭的な雰囲気の宿が多く、ひとり旅でも臆することはない。老舗宿「湯元館」は贅沢なほどの源泉かけ流しで、地酒や鯉の甘露煮などがおいしい。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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