「今年の方角は北北西やや北」恵方巻きを食べる理由と丸かぶりのワケ
明日はいよいよ節分ですね
毎年その年に決められた方角を向いて、無言で恵方巻きをかぶりついてますが
どうして恵方巻きを食べるの??
ふと疑問に思ったので調べてみました
ここ数年ですっかりおなじみとなった「恵方巻き」ですが
私が子どもの頃にはありませんでした
しかし豆まきはちゃんとやっていました!
節分に豆をまく理由は立春の前日である節分に豆を投げて
邪気や魔物を追い払い、新しい幸運を呼び込むため。
豆は鬼を追い払うための道具なのです
恵方巻きを食べる理由
戦後に大阪の寿司商組合と海苔問屋協同組合が組んで
幸運巻寿司
として売り出したのがきっかけと言われています
そして世の中に「恵方巻き」が広まったきっかけはコンビニのセブンイレブンが発祥!
2000年以降に全国に広まったと言われています
恵方巻きを食べる理由は「福を巻き込む!」という意味があり、
商売繁盛や無病息災を願います
七福神にちなんで恵方巻きには7種類の具を入れるのですが
7種類の具だと太巻きになって食べにくいですよね
なので家庭では奇数の3種類、5種類でもOKのようです
なぜ無言で食べるのか
恵方巻きを無言で食べているときに「願い事を心の中で唱える」「お祈りをする」とされています
七福神に見立てた恵方巻きを食べるときに話しをすると
「福が逃げる」とも言われています
ダジャレみたいですが福を離さないためにも無言で食べるようにしたいものです
なぜ一気に食べるのか
色んな説がありますが巻き寿司は上品に切り分けたりせず、一本一気に食べるのが良いとされています
切ってしまうと「縁が切れる」という説もあるそうです
途中で休んだりすると「御利益がなくなる」とも言われています
節分の時にしか一本丸々をかぶりつく!なんてことはしないので
ぜひ縁起を担いで丸かぶりをしたいものです
どうして方角を向いて食べるのか
その年の一番良いとされている方角を向いて食べるのが恵方巻き。
今年はちなみに
「北北西やや北」
恵方とは「歳徳神」(としとくじん)という神様のいる場所を指します
歳徳神が居る場所は毎年変わるので向く方角もさまざま。
歳徳神は年の初めに各家を訪れ、幸運を運んできてくれるとされている神様です
今年の恵方は北北西やや北なので、節分に限らず色んなことを行う時はこの方角を向いて行うと良いそうです
幸運を願って恵方巻きを食べよう
あれこれ調べてみると絶対に恵方巻きを食べないといけない!そんな気分になりますよね
でも巻き寿司を丸かぶりしたい!!
そんな方へこんな恵方巻きはいかがでしょうか
巻く海苔のサイズを小さめにして長さも短めに。
ちょっと具材をはみ出して巻くとオシャレな恵方巻きになります
ハーフサイズの恵方巻き
そしてこれを恵方巻きと言って良いのか分かりませんが(笑)
子どもが喜んで食べてくれそうな恵方巻きはいかがでしょうか
昔からのイベントを子どもに受け継いでもらいたいので作ってみました
鬼の恵方巻き
トトロの恵方巻き
猫ちゃんの恵方巻き
かわいい恵方巻きなら「毎年節分には恵方巻きを食べるんだよね~」と子どもの記憶に残って
次の世代にも受け継いでくれると思います
先日ニュースで見ましたが、今は豆まきも出来ない所が多いとか。
マンション住まいだとベランダで豆まきをする方もいて、豆を鳥が食べにくるからフンの被害もあるみたいです…
なので今の時代は個包装にしてある豆が良いですよね
そして豆は固くてボソボソするので、子どもさんやお年寄りが喉に詰まらせてしまう事故も多いそうなので
ゆっくり気をつけて食べましょう
明日は幸運を願って、節分を楽しみましょう
見て頂いてありがとうございました