【新居浜市】2023年3月31日に通行再開! 「東洋のマチュピチュ」東平地区でロマンを感じる
マイントピア別子の東平地区。ここにはかつての別子銅山の産業遺産群が残っており、別名「東洋のマチュピチュ」と言われています。長らく落石の影響で通行止めとなっていましたが、2023年3月31日(金)に通行止めが解除されたので行ってきました。
県道新居浜別子山線から東平ゾーンへ入って、標高約750メートルのところに東平地区があります。
駐車場に車を停めて北の方角を見ると、新居浜市内と瀬戸内海が一望できます。
駐車場の少し上に見えるのが赤レンガ造りの「マイン工房」。
そして駐車場のすぐ隣には「東平歴史資料館」がありました。
資料館の建物の横にあるトンネル。のぞいてみると、鉱山運搬機器「かご電車」が展示されています。
この階段は、220段あります。当時の「インクライン」で、傾斜面を走る軌道だそうです。
長い階段を降りると「東平貯鉱庫跡」などの石垣やレンガで作られた当時の建物。様子を間近でみることができますよ。
こちらは「東平索道停車場跡」。手が届きそうです。下へと続く長い穴が開いていました。
別子銅山が閉山したのが昭和43年。ずいぶん時間が経ちました。お伺いしたのは5月上旬。周辺には花も咲き、自然も一緒に楽しめます。
東平地区へは自家用車でも行くことができますが、道幅が狭く離合できないところも多くありました。マイントピア別子からもバスが出ていますので、不安な方は利用してみてはいかがでしょうか。
別子銅山が栄えていた頃の様子が感じられる東平地区。ぜひ訪れてみてください。
◎マイントピア別子東平地区
住所:愛媛県新居浜市立川町654-3
開館時間:
[東平歴史資料館]午前10時~午後5時(最終入場時間・午後4時30分)
[マイン工房]午前10時~午後5時(最終入場時間・午後4時)
休業日:月曜日、12月1日から翌年の2月末日まで