異変! いい夫婦の日に今年は有名人の結婚報道なし、吉田栄作さんと内山理名さんも前日婚…当然のワケとは
2021年11月22日は「いい夫婦の日」でした。
筆者は「今年は誰の結婚が報道されるのだろう」とニュースをウオッチしていましたが、目立った配信は見つけられませんでした。
俳優の吉田栄作さんと女優の内山理名さんが結婚されましたが、婚姻届けを提出したのも結婚発表も11月22日ではなく、前日の11月21日でした。
「一粒万倍」とは、一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる、という意味。「一粒万倍日」は何事を始めるにも良い日とされています。
筆者も過去に、天赦日と一粒万倍日について、こう書かせていただいています。
同じ一粒万倍日でも11月21日より22日のほうが語呂が良く、11月は12日と6日がさらに縁起がいいとされる日だった
スポーツ報知には“一粒万倍日をあえて選んで”との内容で書かれていますが、筆者は少しだけ違和感を感じています(個人的感想です)。
というのも、2021年11月21日は確かに一粒万倍日ですが、実は、いい夫婦の日である2021年11月22日も一粒万倍日だからです。
どちらも大安ではなく、21日は友引(朝夕は吉で昼は凶とされる)、22日は先負(午後は吉で午前は凶とされる)。
いい夫婦の日という、語呂のいい日が翌日にあることを考えると、22日に婚姻届けを提出してもおかしくないわけです。
また、一粒万倍日などの暦を気にするのなら、11月だと6日が「一粒万倍日で大安」です。
もっと言えば、11月12日は11月の最強開運日とされる「天赦日で大安」でした。
暦や開運日だけを気にする人だったら、より縁起がいい12日でも6日でもなく、21日を婚姻届けを提出する日として選ぶ可能性は低いと思うのです(当然ですが、開運日を選ばなければ開運しないということではありません)。
芸能人はいい夫婦の日に結婚しなくなってきた?
実は昨年から、いい夫婦の日の結婚は減っていたようです。
女性自身によると、昨年の11月22日に婚姻届けを提出したカップルは2組。以下は昨年(2020年)の記事です。
この記事では、2019年の11月22日とそれ以前の11月22日に結婚したカップルの紹介もしています。
女性自身の記事では2020年のいい夫婦の日に結婚が減少した理由を、2019年が令和元年で多かっただけ、としています。
が、一方で、2019年にBusiness Journalがこんな記事を掲載しているので、参考までにご紹介しておきましょう。
入婚姻届けを提出する人が本当に気にしているのは、実は語呂でも日柄でもなくて…
さて、いい夫婦の日に関して様々な報道がある中で、実際のところ、入婚姻届けを提出する日を選ぶ人たちは、いい夫婦の日を強く意識しているのでしょうか?
実は、いい夫婦の日をはじめとした語呂がいい日は、入婚姻届けを提出する日の候補としての優先順位は3番目。
株式会社エニマリが“入籍した人や入籍を予定している人”を対象に「入籍に関する調査」を実施したところ、語呂がいい日よりも優先順位が高い日があったのです。
婚姻届けを提出する日を選ぶ上での優先順位1位は、ふたりの記念日でした。
この調査結果を考えたら、いい夫婦の日に結婚報道がなくても不思議ではないのかもしれません。
吉田さんと内山さんも、もしかしたら11月21日がおふたりの記念日だったのかもしれませんし、この日を選んだ別の理由があったのかもしれませんね。
どちらにしても、素敵なカップルが誕生したことに変わりはありません。吉田さん、内山さん、ご結婚おめでとうございます。