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横浜の名勝庭園「三溪園」で愉しむ紅葉狩り。11/23よりライトアップもスタート!【横浜市中区】

いちみ地域ライター(横浜市)

横浜の紅葉の名所といえば本牧の「三溪園」。11月23日から100周記念のライトアップや「聴秋閣」遊歩道の特別観覧も始まるので、現在の紅葉の状況を紹介します。

三溪園

蓮池
蓮池

三溪園は生糸貿易で財を成した原三渓氏が作った広大な日本庭園で、国の重要文化財にも指定されています。京都や鎌倉から移築された歴史的建造物と紅葉のコントラストは見事です。

鶴翔閣

2022年11月21日は大茶会が開催
2022年11月21日は大茶会が開催

旧原家住宅「鶴翔閣」(かくしょうかく)は、三溪園にある建物の中でも際立って大きな規模を誇る横浜市指定有形文化財。普段は中が公開されていない貴重な建物ですが、結婚式や横浜市のコンベンション施設として利用されています。今年のお正月には特別に一般公開も行われました。

鶴翔閣
鶴翔閣

「横浜日独協会」の10周年記念行事「大茶会」に参加し、初めて中に入りました。部屋の半分近くがガラス戸なので、庭の美しい景色を眺めながら、茶席や香席をはじめとする日本伝統文化の素晴らしい体験ができました。

鶴翔閣からみた庭の紅葉の色づきは6割くらいでしょうか。三溪園の紅葉の様子が気になる方も多いでしょうから、11月21日の状況を写真で紹介します。

三溪園の紅葉状況

旧天瑞寺寿塔覆堂
旧天瑞寺寿塔覆堂

旧天瑞寺寿塔覆堂そばのイチョウのじゅうたんが見事でした。紅葉が真っ赤に色づくのはもう少し先ですね。

臨春閣
臨春閣

内苑の臨春閣周辺。

亭榭からの眺め。所々にライトが用意されていました。

月華殿、金毛窟、天授院方面に続く小路の紅葉はまだ青い。

聴秋閣奥の遊歩道

聴秋閣
聴秋閣

三溪園を代表する紅葉スポットで、紅葉の季節に合わせて期間限定で開放される「聴秋閣」奥の渓谷遊歩道。ライトアップの時間は見られませんので、先に回るのがおすすめです。

■紅葉の遊歩道開放
■11月23日〜12月11日
■9時〜16時
■入園料のみ

紅葉ライトアップ

外苑三重塔へ続く道もライトが用意
外苑三重塔へ続く道もライトが用意

三溪園完成の100周年を記念して、11月23日より金土日祝日に日没から紅葉ライトアップが行われます。外苑・内苑の紅葉が多いエリアだけでなく、三溪園のシンボル三重塔まで散策できる夜の特別なコースを歩いてみるのはいかがでしょうか。

紅葉ライトアップ
■2022年11月23日(水)〜12月11日(日)
金土日祝日限定
■日没から19:30(最終入園19:00)
※17時からは観覧範囲の一部制限あり
■無料(要入園料)
イベント詳細はこちら

季節の花も団子も楽しい

三溪園では紅葉だけでなく、さまざまな季節の花を楽しむことができます。見どころは庭園入口に地図とともに掲示されているので、ぜひチェックしてからゆっくり歩いてみてください。

11月23日まで園内では約500点の菊が展示された「菊花展」が行われています。

三溪園茶屋のいろどりだんご(350円)
三溪園茶屋のいろどりだんご(350円)

菊花展のすぐそばの「三溪園茶屋」の季節の団子も忘れずに。左からカボチャ・クリ・ずんだ・さつまいもの色鮮やかな「いろどりだんご」は年内いっぱい楽しめます。

茶屋の営業時間 11:00〜15:30

基本情報
■三溪園
■横浜市中区本牧三之谷58-1
■045-621-0634
■営業時間 9:00-17:00(最終16:30)
■休園 年末年始
■入園料 大人700円/こども200円
■駐車場あり(2時間500円・最大1000円)
■公式 三溪園

地域ライター(横浜市)

愛犬とのおでかけ情報を発信する「つつじろぐ」他複数サイト運営。観光地だけではない横浜の魅力を、地元目線でお届けします。戸塚区・港南区・栄区が多めです。

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