【栗東市】 春と秋の数日だけ公開される旧和中散本舗 で、どうする家康!?
「あいたたたた」
徳川家康が、この地を訪れたときに腹痛を起こしました。
「どうする?家康」
とは言われてないと思いますが、こちらで「和中散」という胃薬を献じたところ、たちまち治癒したと伝えられています。
江戸時代から胃薬「和中散」の製造販売を行い、大名や公家が休憩所としても使っていた「旧和中散本舗」は、旧東海道の草津宿と石部宿の中間に今でも当時の姿を残しており、国の重要文化財に指定されています。
普段は非公開ですが、毎年、春と秋に特別公開されており、今年の春の特別公開は以下の日程で行われます。
「旧和中散本舗 春の特別公開」
【日 時】2023年5月26日(金)・27日(土)・28(日)
10時~16時(最終受付15時半)
【場 所】旧和中散本舗(旧東海道沿い、栗東市六地蔵402)
【予 約】不要
【料 金】入館料 大人(高校生以上)500円/小人(小・中学生)200円
【駐車場】あり
【問合せ】栗東市観光協会 077-551-0126
(イベント情報 - 一般社団法人栗東市観光協会 (ritto-kanko.com)
前回の参加者からは、感動したとの声も!
「素敵な建物と調度品。丁寧なガイドさんの解説に感動しました」
「詳しい話をしていただき栗東の良い所を再発見できました」
前回参加された方からの声です。
特別公開期間中は、栗東の語り部(ボランティアガイド)さんが、館内を無料で案内してくれます。庭園や調度品の美しさに感動するだけでなく、当時の生活や商売について理解を深めることができます。
庭園は、和中散本舗の表書院奥庭となり、全面積は約120坪(約400平方メー トル)ほどあって、池泉観賞式のとても美しい庭園です。
「直径4mの大きな車輪に驚いた。欄間の彫刻がすばらしかったです」
製薬場には木製動輪の直径4メートルにも及ぶ大きな車輪が残っています。
「コーヒーも飲めてゆったり過ごせてよい時間になりました」
栗東市のオリジナルコーヒー「たてば珈琲」の屋台も出店しています。
「たてば珈琲」とは、栗東市を通る東海道や中山道に、かつて休憩所として存在した「立場(たてば)」をイメージして作ったオリジナルブレンドコーヒーです。
年に数日だけの特別公開にぜひ足をお運びください。