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【札幌市】”清湯”という決意の店名。その名に恥じない鶏の旨味が絶品の醤油ラーメン。

かずまのラーメン探訪記ラーメンインスタグラマー/TRYラーメン大賞名店審査員

ラーメン好きの皆さんこんにちは!
早めの夏休みをいただいて北海道へ行ってきました。

遠征のセオリーとして、まずは定番のお店を調べて行くことが多いです。
しかし、時には気になる存在を見つけてしまうのもまたラーメンの醍醐味。
あまりに清々しい名前が気になるお店に行ってきました。

《今日のお店》
今回ご紹介するのは今年の3月にオープンした”らーめん清湯”です。
鶏”白湯”は聞いたことがある方も多いと思いますが、”清湯”は白湯とは対局です。
クリアなスープを指す清湯ですが、それだけを店名に据える潔さに惹かれました。

清湯ラーメン以外は出さないとのことです。不退転の決意を感じます。
清湯ラーメン以外は出さないとのことです。不退転の決意を感じます。

《店内・接客》
店内はまだまだ新しく綺麗で居心地のよい空間です。
オープン時のお祝いの名札が飾られていました。
こういう丁寧な心の持ち主のラーメンには期待が高まります。

《メニュー》
醤油と塩がレギュラーメニュー、他にもベジ(野菜)や味噌もあるようです。
ご飯物やトッピングも充実で、近隣なら色々楽しみたいなと思うラインナップです。
今回はイチオシの醤油を特製でいただきました。

《ビジュアル》
店名に恥じることのないクリアなスープが美しいビジュアルです。
特製だけあってチャーシューを中心に豪華なトッピングも嬉しいですね。

清湯を名乗るにふさわしいクリアなスープですね。
清湯を名乗るにふさわしいクリアなスープですね。

《スープ》
クリアな見た目ながら、鶏の旨味と醤油の良さを引き出しています。
訪問した日は京都の丹波黒鶏を使用との張り紙で、素材にもこだわりを感じます。

《麺》
細かなウェーブの掛かった中太麺が使われています。
しっかり茹でられた優しい触感です。
一気に啜ると手揉みの小刻みな麺肌が唇を心地よく刺激してくれます。

手揉み麺のウェーブが心地よい麺です。
手揉み麺のウェーブが心地よい麺です。

《具》
豚・鶏ともに様々な部位が入っていて、スープの良さを壊さない優しい味付けです。
火の入り加減は絶妙で1枚1枚を丁寧に楽しみたいと思えます。
アクセントとして機能する食感がはっきりした青菜やネギにもセンスを感じます。

《まとめ》
札幌というと濃厚な味噌ラーメンのイメージを持つ方も多いと思います。
その土地でクリアな清湯ラーメンでの仕掛けは地元の方にも新鮮に見えると思います。

店主さんに伺ったところ、このお店では”清湯ラーメン”しか出さないとのことです。
将来的には”らーめん白湯”とか”つけめん清湯”とか展開する日が来るのでしょうか。

クリアな中に旨味が詰まっているまさに芸術的な一杯です。
クリアな中に旨味が詰まっているまさに芸術的な一杯です。

《店名》
らーめん清湯(らーめんちんたん)
《本日の注文》
特製醤油 1,350円
《住所》
北海道札幌市北区北15条西5-1-7 ほくせいビル 1F(お店の地図
《アクセス》
札幌市営地下鉄南北線『北18条駅』から徒歩約5分
《営業時間・定休日》
10時45分〜16時(ラストオーダー15時45分)
月曜日定休+月2回不定休(公式SNSにて告知)

《お店の情報》
食べログ
お店の公式Instagram

訪問日:2022年7月31日

訪問日時点の情報になります。
お店によっては臨時休業などもあります。
最新の情報はSNSやナビサイトにてご確認ください。

ラーメンインスタグラマー/TRYラーメン大賞名店審査員

首都圏をメインにラーメンを年間500~600杯食べ歩くアラサーのサラリーマンです。 2024年の第25回TRYラーメン大賞(講談社ビーシー)から名店部門審査員になりました。 普段はInstagramで毎日1投稿ずつラーメンを紹介しています。 読んでくださる方が、ラーメンに触れ合うきっかけになれば嬉しいです。

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