【江別市】駅前にヨーロッパの古城!?豊幌駅前レンガ造りの電話ボックス
江別市のランドマーク紹介シリーズ、今回は江別市豊幌美咲町のJR豊幌駅前にある重厚な作りの電話ボックスをご紹介します。国道12号沿いに面しているので、車で通り過ぎる際に見かける方は多いのではないでしょうか。
ヨーロッパの古城をイメージした電話ボックス
今の時代使う人はほとんどいない電話ボックス、これだけ豪華なレンガ造りで覆われた電話はなかなか無いですよね。
江別市公式ホームページの情報によると『重厚なヨーロッパの古城をイメージしたモニュメント』とあります。
見れば見るほど凝った作りを堪能できるので、一つ一つ見ていきましょう。
中央に埋め込まれた江別市の市章。
市章上の塔の柱はねじれたレンガ積みになっています。まさに芸術の域。
側面もただ積んでいるだけではなく、複雑な凸凹となっています。
後ろ側から見た全体像。
三角の窪みがあったり、円形のレンガが付いていたりと、そこかしこにこだわりが見えますね。
側面上部も複雑なレンガ積みです。設計から考えたら気が遠くなるような作業だったことでしょう。
銘板には『都市景観施設等設置事業』とあり、以下のように続きます。
完成 1990年7月
設置者 豊幌自治会 豊幌町内自治会
協力 江別市 ダイヤ企業株式会社
設計・施工 (有)上野煉瓦工務店
この電話ボックスは、JR豊幌駅の駅舎改築に合わせて1990年(平成2年)に設置されたものだそうです。末永くこの地で異彩を放ち続けてほしいですね。
所在地情報
北海道江別市豊幌美咲町1番地3(国道12号線沿い・JR豊幌駅前)