釣れない晩秋のシーバスボイルでまさかのルアーが大活躍!
目的んポイントに気温と水温が低下し、終盤戦となってきた秋のシーバスフィッシング。
ベイトの数が減ってきたもののまだシーバスは河川に残っているようで、時折イナッコなどの小魚を追ってボイルする様子が見られますが、ルアーを投げても全然反応しないことが良くありますよね?
ですが先日、とある意外なルアーを投げることで釣れないシーバスボイルが攻略できたんです。
まずは今までの実績ルアーを投入
秋のリバーシーバスということで、目的のポイントに到着。
始めはベイトの気配が感じられなかったのですが、潮が動いたタイミングでまとまったイナッコの群れが遡上し、それらを追ってシーバスが入ってきました。
まずは今シーズンに実績のあるダイソーの新型シンキングミノーで橋脚の明暗部を探ります。
実はこちらのルアー、今シーズンとても好調で特にこのフラッシング効果が橋の明暗部で待ち構えているシーバスに効果が絶大なんです。
まずはいつものようにダイソーのシンキングミノーで探るも反応はなし。
目の前ではイナッコの群れを追ってシーバスがボイルをしているのに、何度ルアーを通してもシーバスからの反応はありません。
それもそのはず、その日のベイトであるイナッコは15cm程度。
ビッグペンシルと呼ばれるアマゾンペンシル(16cm)と並べても同じサイズをしており、この中で10cm程度のルアーを投げても、イナッコの群れの中に埋もれてなかなかシーバスにルアーを見つけてもらえません。
一体、どんなルアーならこのボイルを攻略できるのか…
食わないシーバスボイル攻略のために取り出したのは…
そこで取り出したのが、ガンクラフトのジョインテッドクロー178F
ジョイクロの愛称で親しまれているこのルアー、ご覧の通り約18cm程度と非常に大きいのでこんな大きなルアーで釣れるのかと不安になってしまいますが、この状況ならうまくハマるかもしれない…
そう思ってジョイクロをキャストします。
河川の上流側にキャストして、流れに乗せながら橋の明暗部にルアーを流していると…
ちょうど明暗部でルアーがターンしたタイミングでガツンとしたアタリが!
魚の引きを楽しみながら手前に寄せると、上がってきたのは…
まるまる太った68cmのシーバス!
大型のベイトを捕食しているからか、頭が大きく非常にコンデションのいい魚でした。
10cmのルアーを何度通しても反応がなかったコースだっただけに、イナッコよりも少し大きなジョイクロを通してヒットに持ち込むことができたのは貴重な経験です。
実釣シーンは下の動画からご覧いただけます。
今回は釣れないシーバスボイルを攻略した時の話について紹介しました。
サイズが大きくて使うのに抵抗がある方も多いビッグベイトですが、ベイトの大きい季節には大きなシルエットが活躍する場も多いと思うので、釣れないシーバスボイルを攻略する時の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?