JR飯田橋駅から徒歩1分。緑色のクラシックカーが印象的な「レストラン　トリノ」をご紹介いたします。

お店の外観

ホワイトリボンタイヤをはいたクラシックカー（MG TD）が鎮座する店舗前。レトロなお洒落感ただよう雰囲気にセンスの良さを感じながら、この日はランチタイムに伺いました。

ランチメニュー

ランチメニューは肉料理、魚料理、キッシュ、カレーや定番ランチから選べます。

どれも美味しそうで悩んでしまったので、お店の方におすすめメニューを教えていただきました。一番人気なのは、トリノ特製ハンバーグとのこと。
しかし、メニューのハンバーグの下に「名物」の文字が…。好奇心が湧いてしまい、人気メニューを教わっておきながらもトリノ名物BIGチキンカツを注文しました。

「かなり大きいですよ？」と、心配そうに声をかけてくださる店員さんに、「食いしん坊なので大丈夫です！」と答えた私でしたが…。

上の写真が、運ばれてきたお料理です。お皿のサイズ感の違いが、写真で伝わりますでしょうか？大きめのフライパンの面積ぐらいあるチキンカツ…本当にBIG！と思いました。

どこから切り分けるべきか、少し悩むレベルの大きさです。ちなみに、カツの下にはサラダが敷き詰められていました。

カリカリの衣に、やわらかいモモ肉が美味しくて、どんどん食べ進むことができました。
しかし、通常のチキンカツの２～3倍はあろうかという面積。次第におなかがいっぱいに…！

いつもなら外食時に出された料理を残すことなど、まずしないのですが…この日はふた口ほど衣を残してしまいました。申し訳ありません！お店の方が大きいと教えてくださっていたのに…。美味しかっただけに、自分自身に歯がゆい思いでした。

デザート

最初の注文時に、欲張ってデザートを注文していました。満腹なのに食べられるのか心配しましたが、別腹はありました！

アプリコットのガトーバスクは、アプリコットのさっぱりした甘さが絶妙で、香りのよい紅茶とともに、するすると喉を通っていきました。
これは、ケーキセット（税込700円）を目当てに来店したいレベルです！

創業1928年

トリノさんは、創業当時はレストランではなかったものの、会社の創業は1928年。あと5年弱で創業100年です！
3代目の代表取締役・赤平さんにお話を伺うことができました

＿＿BIGカツの大きさは想像以上でした。なぜこれほど大きなカツを？
赤平さん：
「先代の考案です。この近くには大学もあるので、学生さんも多くいらっしゃいます。若い方がおなかいっぱい食べられるようにという思いから、ボリュームのあるメニューが生まれました。」

＿＿入口のクラシックカーは？
赤平さん：
「先代の好みで、お客様の目を楽しませたいという思いから店頭に飾っています。」

店内には、たくさんの絵も飾られていました。
これらは、コロナ禍で展覧会の機会を得られなかったご親戚の描かれた絵だそう。まるで画廊のようで、これにも目を楽しませてもらえました。

ちなみに、お店は地下にも客席があり、最大70名ものパーティ―開催が可能です。

創業からまもなく100年。飯田橋を見守りながら歴史を重ねたトリノさんは、人に喜んでもらいたいという気持ちが伝わってくる素敵なお店でした。

お店の情報