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プロ野球オフシーズンでも元気一杯!! 平昌五輪を熱烈応援する“美人チアリーダー”たちは何者か

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
韓国プロ野球を盛り上げる美女たち(写真提供:SPORTS KOREA)

本日12月21日で開幕まで50日を切った平昌(ピョンチャン)冬季五輪。組織委員会は大会への関心を高め盛り上げようと、あの手この手でさまざまなプロモーション活動を展開しているが、韓国ならではのスター・マーケティングがある。

それは平昌五輪応援広報大使なるもの。韓国ではプロ野球やKBL(韓国プロ・バスケットボール・リーグ)などのプロスポーツの現場で多くのチアリーダーたちが活躍し、なかにはアイドル並みの人気を誇る“チアドル”もいるが、代表的なチアドルであるパク・キリャンが、平昌五輪応援広報大使を務めているのだ。

韓国No.1チアリーダーが応援中!!

パク・キリャンといえば、韓国でもっとも有名なナンバーワン・チアドルだ。韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツのチアリーダーとして知られ、韓国では芸能人並みの知名度を誇る。

(参考記事:写真15連発!! 韓国No.1チアリーダー、パク・キリャンの「TTポーズ」とプライベートを大公開!!

それだけに彼女の“応援活動”は韓国メディアにも報じられている。

例えば、平昌五輪の広報イベントには、11月27日から12月31日まで行われている「平和の招待状」(招待イベント)というものがあるのだが、パク・キリャンは招待したい人物としてイ・グクチョン教授を指名。あの北朝鮮兵士を治療した医者だ。

美女チアリーダーと有名な医者という意外な組み合わせに反応したのか、『中央日報』も取り上げていた。同紙の報道によれば、パク・キリャンがイ教授を選んだ理由は「世界のすべての人が模範とすべき平和が何かを知らしめてくださる方だと思う」からだという。

平昌五輪を応援する美女チアリーダーたち

グラドルがほとんどいない韓国ではチアリーダーがその役割を果たしているという意見もあるのだが、ここまで注目を集めるのはパク・キリャンだけだろう。

韓国野球ファンが選ぶ「韓国球界を代表する女神チアリーダーランキング」2位の“ベーグル女”キム・ヨンジョンや、KARAク・ハラにも負けない美貌とされるカン・ユニでも、ここまでの反響はない。

そんなパク・キリャンは、歌手ノ・ヒョンテ、女性芸能人の野球チーム「アリアリガールズ」とともに、平昌五輪の成功祈願の応援歌『アリアリ』も発売。その収益金は寄付に使われるという。彼女は現在、プロ野球チームではなく、平昌五輪の応援に全力投球しているわけだ。

興味深いのは、平昌五輪の応援に乗り出しているチアドルがパク・キリャンだけではないことだ。

日本と同様に韓国もプロ野球はオフシーズンに入っているが、そのオフを利用して各球団の代表的なチアドルが平昌五輪を盛り上げようとさまざまな活動を展開している。

例えば前出の「アリアリガールズ」だ。「アリアリガールズ」にはパク・キリャンのほかにも、チョン・ダヘとキム・ボベという韓国メディアが選ぶ“韓国チアリーダーBEST10”に入っている人気チアリーダーたちが属しているが、彼女たちも平昌五輪の盛り上げに貢献しようと一生懸命なのだ。

(参考記事:セクシー美女ぞろい!! 韓国メディアが選ぶ2017年版“韓国チアリーダーBEST10”

今年最もブレイクした美少女チアも

そのなかでもアン・ジヒョンは、2017年に最もブレイクしたチアリーダーだろう。

アン・ジヒョンは高校在学中にチアリーダーデビューしており、“女子高生チアリーダー”として知る人ぞ知る存在だったが、今年人気が爆発。プロ野球のネクセン・ヒーローズ、プロバスケのサムスン・サンダース、女子プロバスケのサムスン・ブルーミンスのチアリーダーを務めている。

今、もっとも勢いのある、清純さが武器の美少女チアリーダーなのだ。

(参考記事:あの有名アイドルにそっくり!? “10代美少女チアリーダー”アン・ジヒョンの人気が爆発!!

そんなアン・ジヒョンが『アリアリ』のジャケットをインスタに投稿したり、平昌五輪の広報宣伝イベントに積極参加したりしている。韓国メディアは「チアリーダーのアン・ジヒョン、厳しい寒さを吹き飛ばす“かわいい美貌”」などと彼女たちの意図とは違った形で報じたりもしているが、話題作りに貢献していることは間違いない。

開幕がいよいよ近づいてきた平昌五輪。国際的なイベントを盛り上げるために、彼女たちチアリーダーは今後も元気一杯に応援活動を続けていくことだろう。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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